6月の新規投信設定額は1679億円、個人の投資マインド低調
[東京 1日 ロイター] 投信情報サービス会社リッパーの集計によると、6月に新
規設定された公募投信は計40本、設定金額は1679億9100万円となった。
設定本数は5月より14本増えたが、ボーナス月にもかかわらず、小粒の設定が多く、
設定額は前月に比べ3割強落ち込んだ。1─6月の月次平均設定額は約1850億円と昨
年の月次平均4000億円強に比べ半減し、「個人投資家の投資マインドが冷えている」
(三菱UFJ投信)ことを裏付けた。
6月に設定されたファンドの中で最も多くの資金を集めたのは、大和証券投資信託委託
の「ダイワ割安株チャンス2008(限定追加型)」で設定額は564億0100万円。
2位はソシエテジェネラルアセットマネジメントの「SG 中東株式ファンド」で
487億2600万円。次いで三菱UFJ投信の「三菱UFJ コモディティファンド」
の89億9100万円となった。
「ダイワ割安株チャンス」は日本の割安株に投資するもので、5月に野村アセットマネ
ジメントが設定し、700億円強を集めた「野村日本割安好配当株投資0805」に次ぐ
大型設定として株式市場関係者の間でも話題になった。
ただ、「ダイワ割安株チャンス」は大和証券、「野村日本割安好配当株投資」は野村証
券が販売会社で「大手証券の販売力で多額の資金を集めたが、新規に設定された他の日本
株投信のなかには小粒の設定もあり、日本株ファンドの人気が広がっているとは言いがた
い」(大手投信)とみる向きが多い。
一方、資源国に対する投資意欲の高まりを反映して、6月も中東、ロシア、ブラジルな
どの新興諸国に投資するファンドの設定が相次いだ。ただ、中国、インドの株価下落が加
速したほか、ブラジルの株式相場も崩れたことで「新興国への投資に慎重な向きも増え
た」(大手運用会社)ため、「SG 中東株式ファンド」以外は大型設定にならなかっ
た。
直近の各月設定状況は以下のとおり。
2008年 8月 3本(7月1日現在、設定上限 1500億円)
7月 51本(7月1日現在、設定上限 1兆7280億円)
6月 40本 1679億9100万円
5月 26本 2479億9700万円
4月 30本 1547億7900万円
3月 96本 2567億7500万円
2月 35本 1024億7200万円
1月 30本 1804億7100万円
2007年12月 51本 3312億5200万円
11月 34本 4149億4900万円
10月 41本 2172億7600万円
9月 59本 2451億8000万円
8月 49本 4337億6900万円
7月 38本 5359億2000万円
6月 45本 5916億6400万円
5月 33本 4008億0600万円
4月 32本 3888億7600万円
3月 59本 5752億7200万円
2月 56本 2752億8700万円
1月 33本 4109億2100万円
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