UPDATE1: 東宝<9602.T>がコマスタ<9642.OS>を1株7400円でTOB、完全子会社化へ
[東京 22日 ロイター] 東宝(9602.T: 株価, ニュース, レポート)は22日、コマ・スタジアム9642.OSを1株7400円で公開買い付け(TOB)すると発表した。全株取得し、完全子会社化する予定。コマスタはTOBに賛同している。
公開買い付け期間は7月23日から8月25日。TOBの結果次第ではコマスタは上場廃止になる。
TOB価格は、時価純資産法と市場価格法で算定した結果、再開発予定地にあるコマスタの借地権には相当の含み益が存在することから、借地権の適正な時価を株式価値に反映して時価純資産法を採用。1株7400円は、過去1カ月間の終値の単純平均値1559円に約375%のプレミアムが付いている。
主要株主である阪急阪神ホールディングス(9042.T: 株価, ニュース, レポート)(14.22%所有)、エイチ・ツー・オー リテイリング(8242.T: 株価, ニュース, レポート)(2.69%所有)、サントリー(大阪市、1.10%所有)もTOBへの応募について同意している。
東宝は現在、コマスタの発行済み株式数の9.45%を保有している。全ての株式を買い付けた場合、買い付け代金は約77億7997万円となる。
東宝とコマスタは5月、新宿コマ劇場を12月末で閉館し、周辺を含めた土地の再開発を行うことで合意している。再開発を進めるに当たって、より機動的な経営判断を行うために、東宝は今回のTOBに踏み切った。コマスタも、新宿コマ劇場の建物の解体から新建物の竣工まで4年間は事業休止状態になることから、上場会社の基準を満たす事業継続が難しい状況にあった。
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(ロイター日本語ニュース 清水 律子記者)
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