08年上半期の新設ファンド、大手証券の単独販売商品が設定額上位に=リッパー

2008年 07月 22日 19:46 JST
 
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 [東京 22日 ロイター] 投信情報サービス会社リッパーによると、2008年上半期(1─6月期)に設定された投資信託については、大手証券会社が単独販売した商品が当初設定額ランキングの上位を独占した。

 ランキングのトップは、JPモルガン・アセット・マネジメントが1月30日に設定し、野村証券が単独で販売した「JPM新興国好利回り債投信」62006426JP.LPで、設定時に約844億円を集めた。

 2位は、野村アセットマネジメントが5月22日に設定し、野村証券が販売した「野村日本割安好配当株投資0805」62006602JP.LPで設定額は約707億円。3位は大和証券投資信託委託が6月20日に設定し、大和証券が販売した「ダイワ割安株チャンス2008(限定追加型)」62006640JP.LPで設定額は約564億円だった。

 設定額上位10本はすべて野村証券、大和証券、日興コーディアル証券のいずれかが単独販売した商品で、大手証券の営業力の強さを浮き彫りにした。

 今月17日にユービーエス・グローバル・アセット・マネジメントが設定し、野村証券が販売した「UBSブラジル・レアル債券投信(毎月分配型)/(年2回決算型)」も2本合わせて

978億円を設定時に集めており、「大手証券を主要販売会社とするファンドが新規設定をけん引する構図は下半期も続くとみられる」(リッパーのファンド・アナリスト、篠田尚子氏)。

 リッパーによると、上半期の新設ファンド(上場投資信託を含む)本数は前年同期比1本減の257本とほぼ横ばいだったが、当初設定額合計は1兆1105億円と前年同期の2兆6428億円に比べ半減以下に落ち込んだ。07年上半期は設定時に1000億円超の資金を集めたファンドが6本あったのに対し、08年上半期はトップでも1000億円未満にとどまり、全体に設定規模が小型化したことを示した。

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