〔金利マーケットアイ〕スワップ金利は中長期ゾーンで上昇、ポジション解消続く
〔金利マーケットアイ〕
<17:30> スワップ金利は中長期ゾーンで上昇、ポジション解消続く
スワップ金利は中長期ゾーンで上昇。前日に引き続いて、リーマン・ブラザーズLEH.Nの破たんを受けてポジションをアンワインドする動きが強まった。「3年、4年、5年、7年、10年など主要年限を中心に受け・払いが交錯。出合い件数は600件程度に上り、取引に盛り上がりを見せた」(邦銀)という。前日夕方対比の金利変動幅は2年が2.125ベーシスポイント(bp)程度の上昇、3年が1bp程度の上昇、5年が0.75bp程度の上昇、7年が0.75bp程度の上昇、10年が0.625bp程度の上昇、20年と30年が変わらず。
<15:27> 国債先物が大幅反落で引け、AIG救済で質への逃避巻き戻し
国債先物中心限月12月限は前日比72銭安の138円73銭と大幅反落して引けた。米連邦準備理事会(FRB)がアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)(AIG.N: 株価, 企業情報, レポート)の救済策を決定したことを受け、金融市場の混乱がいったん収束に向かうとの思惑から質への逃避を巻き戻す動きが入り、前日に急伸した先物を中心に下落した。もっとも午後には国内勢の現物買いで下げ渋ったが、白川方明日銀総裁の会見を見極めたいとして様子見ムードが広がった。現物市場は10年最長期国債利回りが一時同4ベーシスポイント(bp)高い1.505%に上昇する場面もあったが、その後は1.5%を割り込んだ。
<15:22> 日銀は3兆円で翌日物上昇抑制、期末越え供給オペに強い需要
短期市場は波乱含み。無担保コール翌日物は朝方に一時海外勢の資金調達で0.7%半ばまで金利が上昇、邦銀勢も高めの調達意欲を示したことから日銀は2兆円の即日資金供給を行った。その後もレートは下げ渋ったため、午後に1兆円を追加供給しレート上昇をけん制。この結果、外為決済を通過した午後終盤には誘導目標(0.50%)付近から同水準割れまで取引金利が低下した。信用不安が再燃し資金の出し手が運用に慎重になっているうえ足元金利が不安定で、ターム物も出合い難。9月中間決算期末を間近に控えても資金の循環が悪く期越えの共通担保資金供給オペには応札が殺到、オペレートは0.720%(案分)に急上昇した。手元資金確保のため短国を売る動きも活発で、新発3カ月物FBは前日比0.035%高い0.630%に上昇している。
レポ市場のGC取引では、国債発行・償還などで決済が重なる22日スタートの翌日物取引が開始したが、足元同様にビッド(資金の出し手)が不在であるためオファー(資金の取り手)が0.7%台の希望レートを出すのみで出合い難が続いている。
<14:40> 3カ月物FB金利が上昇、手元資金の確保目的で売り圧力
短期国債市場の業者間取引で、前日に入札があった3カ月物政府短期証券(FB、最高落札利回り0.6105%)利回りが前日引け値から上昇。一時前日比0.010%高い0.605%をつけ、現在は0.600%で推移している。市場に運用資金が出てこなくなる中、金融機関は短期的な手元流動性を厚くするための資金確保に動いており、短国を一時的に換金している。レポ金利の上昇なども影響はしているが、期間の短さから使い勝手のいい3カ月FBを使っての資金確保をする向きが多いため、3カ月物の金利が目立って上昇している。
一方で3カ月物に比べて流動性が少ない6カ月物、1年物割引短期国債(TB)は取引が成立しておらず、気配のみの推移。現在は6カ月物FBが0.53%挟み、1年物TBで0.51%台のオファーが示されているという。市場では「気配とレートだけで見ると利回りの逆転(逆イールド)が生じているが、3カ月物の金利上昇は資金繰りに関連した売り圧力によるものなので、日銀の金融政策に絡んだ金利観などによる動きではまったくない」(国内金融機関)との見方が多い。
<14:11> 日銀が連日の国債補完供給、対象は10年・226回債
日銀は午後2時、即日実行の国債補完供給(国債売り現先)オペを通告した。予定額は498億円、決済期日は18日。売却銘柄は10年利付国債226回債。リーマン破たん以降、一時的なフェイル(決済不能)が相次いでおり、レポ市場では引き続き特定の銘柄の需給がひっ迫しているため、足りない銘柄を市場に供給した。
<13:57> 期末越え資金供給オペ金利が急上昇、レポ神経質な地合い継続
日銀が午後1時に通告した9月中間決算期末を挟む共通担保資金供給オペ(本店、8000億円、9月18─10月10日)の結果は、案分レート0.720%、平均落札レート0.735%と前回の期越えオペ(案分0.600%)から急上昇。リーマン破たんを受けて資金市場に信用不安が急激に広まったことで資金の出し手が運用を手控えるようになり、月末への警戒感が強まったタイミングでのオペだっただけにレートの上昇は必至とみられていた。
フェイル懸念がくすぶるレポ市場では引き続きレートは強含み傾向だが、朝方にスポネ(19日スタートの翌日物)で0.70%程度での取引があった以外は、目立った取引はない。市場関係者によると「オファー(資金の取り)サイドもビッド(資金の出し)があれば歩み寄ろうという姿勢だが、ビッドが出てこないため取引が非常に薄く、ほぼ気配のみの推移」(国内金融機関)となっている。
<13:17> 国債先物が不安定な動き、日銀は現行の金融政策を維持
国債先物が不安定な動きを続けている。中心限月12月限は午後取引開始直後に一時138円70銭と午前終値(138円39銭)を大きく上回る場面もあったが、その後138円42銭に下落するなど振れが大きくなっている。市場では「米金融問題の材料に神経質になる中、日計り主体の取引」(国内証券)で方向感が定まりにくいという。日銀は金融政策決定会合で、現行の金融政策維持を全員一致で決定した。市場では「前日のFOMCで政策金利が据え置かれた時点で日銀が動く可能性が消えた。声明では米金融機関の破たんを受けて国際金融市場の動きに言及したが、市場の関心が海外動向にあるため、サプライズはない」(国内証券)との声が出ていた
<13:07> 日銀が1兆円の追加資金供給、翌日物金利の高止まりに対応
日銀は午後零時50分に1兆円の共通担保資金供給オペ(本店)を通告し、午前に続き追加で即日実行の資金供給を行った。午前と合わせ供給額は3兆円。無担保コール翌日物の取引レートは、海外勢で0.60%付近から0.6%前半、国内勢で0.52─0.53%付近、大手邦銀は一部を除き0.50%。依然下げ渋りの様相だが「前日のように外為決済を経て取引の終盤になればレートが低下していく可能性は高く(3兆円の)オペは十分といえる」(国内金融機関)との見方があった。一方で邦銀勢と外銀勢の取引レートに開きがあり、資金の巡りが悪い。「本店形式ではなく、より幅広い参加者を対象とした全店形式でのオペ実施でもよかったのではないか」(別の国内金融機関)との見方もあった。
また、資金のオファー側が様子見姿勢を強めているため、9月中間決算期末を控えているにもかかわらずターム物での取引が鈍っており、期末の資金繰りへの不安感が強まっている。これに対応し、日銀は午後1時、月末を挟む共通担保資金供給オペ(本店、8000億円、9月18─10月10日)を通告した。
<11:39> 翌日物は国内勢0.5%台・海外勢0.6%台、ターム物も上昇
無担保コール翌日物は高めの水準で推移した。日銀の2兆円即日資金供給の後、朝方にみられた0.7%台での取引はなくなったものの、午前終盤にかけても外銀勢が0.6%前半のビッド、邦銀勢も0.55%付近のビッドを維持している。大手邦銀は0.50─0.52%付近の取引で調達に焦りがないが、一方で海外勢の取引レートが高止まりするなど資金の循環が悪いため、午後の金融調節でも資金供給が実施される可能性は高いとみられている。
無担保コール翌日物レートの上昇の影響で、ターム物金利にも上昇圧力がかかっている。トムネ(18日スタートの翌日物)は国内勢の取引で0.58─0.60%程度、海外勢の取引で0.75%挟みとレートは強含み。9月中間決算を越えるものを含め、1─2週間程度のショートタームのものから1─3カ月物までは「資金の出し手が完全にオファーを引いてしまい、まったく取引が成立しない」(国内金融機関)状況だという。
<11:20> 国債先物が大幅反落で前引け、AIG救済策を受け割高修正の動き
国債先物中心限月12月限は前日比1円06銭安の138円39銭と大幅反落して前引けとなった。米連邦準備理事会(FRB)がアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)(AIG.N: 株価, 企業情報, レポート)の救済策を決定したことを受け、金融市場の混乱がいったん収束に向かうとの思惑から質への逃避を巻き戻す動きが出た。前日に大きく買われた国債先物には割高感を修正する動きが入った。商品投資顧問業者(CTA)など海外勢の売りを巻き込みながら、先物12月限は一時138円06銭と138円割れ寸前まで下落。10年最長期国債利回り(長期金利)は同4ベーシスポイント(bp)高い1.505%に上昇、結局1.495%で午前取引を終了した。
<10:25> 国債先物が下げ幅拡大、AIG救済で金融混乱が一服との思惑
国債先物が下げ幅を拡大。中心限月12月限は一時前日比1円39銭安の138円06銭に急落した。米連邦準備理事会(FRB)が声明
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