政投銀の08年4─9月期決算は276億円の赤字、不良債権処理損などが重荷

2008年 12月 25日 16:51 JST
 
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 [東京 25日 ロイター] 日本政策投資銀行が25日発表した2008年4─9月期決算は、当期損益が276億円の赤字になった。前年同期は479億円の黒字だった。融資先の業績悪化にともなう不良債権処理損失の増加などが響いた。

 業務粗利益は470億円と、前年同期(492億円)から4.4%減にとどまった。しかし、融資先の業績悪化で引当金を積み増したほか、同行の特殊法人から株式会社への転換にともない、大口要注意先の与信関係費用の計算方法を厳格にしたことなどで不良債権処理損失が膨らみ、経常損益は294億円の赤字に転落した。金融市場の混乱による有価証券関連損失の増加も響いた。前年同期の経常損益は347億円の黒字だった。

 

 同日の決算説明会で荒木幹夫副社長は、足元の環境について「下期も楽観できない。引当はかなり保守的にしているが、3月末にどう終えんして行くかは分からない」と語った。

 政投銀の9月末時点の自己資本比率は21.28%。貸出残高の減少で分母となるリスクアセットが減ったため、3月末の20.71%から上昇した。

 政投銀は10月1日に特殊法人から株式会社に転換し、08年10月─09年3月期の6カ月決算を民間企業としての第一期決算と位置づける。

 
 

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