09年度の粗鋼生産は今年度を割り込む水準へ、鉄連は見通し公表を見送り

2008年 12月 25日 17:12 JST
 
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 [東京 25日 ロイター] 日本鉄鋼連盟(会長:宗岡正二・新日本製鉄(5401.T: 株価, ニュース, レポート)社長)は25日、例年12月に行っていた翌年度の粗鋼生産見通しの公表を見送るとした。鋼材の需要先である自動車や電機、産業機械などの業界において、需要見通しが確定していないことから、鉄連としての見通し公表を行わない。宗岡会長は会見で、今年度よりは下振れるとの見通しを示した。

 09年度の粗鋼生産見通しの方向観について、宗岡会長は「(今年度より)下方に振れる」と述べた。09年1―3月期は、実需の減少、在庫圧縮、買い控えという3つの要素が重なっているが、年度内に在庫調整を終え、買い控えが解消されれば、09年4月以降は実需に見合った発注になるため「これ(1―3月期)より悪くなることはなかなか考え難い。ただ、年度で考えると、今年度より下方に行く」との見方を示した。

 

 宗岡社長は、11月25日の会見で、新日鉄の下期の減産幅を200万トン強に拡大する方針を明らかにするとともに「今想定している需要環境がさらに悪化すれば、減産を強化する必要がある」と語っていた。さらなる減産の可能性については「200万トン強ですむのか、すまないのか。もう少しきちっと詰めていく」と述べ、年明けまで見極める姿勢を示した。

 

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