2011年度の基礎的財政収支の黒字化目標、達成は一段と厳しい状況=杉本財務次官
[東京 25日 ロイター] 杉本和行財務次官は25日午後の定例会見で、景気対策などに伴って財政支出が膨らむ一方で、税収見通しが大幅に下振れし、政府が掲げる2011年度の基礎的財政収支(プライマリーバランス)の黒字化目標の達成が難しくなっていることについて「景気悪化による税収下振れあどがあり、プライマリーバランス目標の達成は一段と厳しくなっている」と語った。ただ、目標達成に向けて「国民生活と日本経済を守るため当面の対策に全力をあげつつ、プライマリーバランス黒字化の実現に着実に取り組みたい」と目標自体の見直しは行わない考えを示した。
また、2009年度予算案において新設した1兆円の「経済緊急対応予備費」について「現在の経済状況に対応した特例的な措置」と説明。「今の経済は極めて異例な状況であり、予見し難いリスクが生じやすい」とし、雇用や公共投資などに状況に応じて配分していく考えを示した。
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