UPDATE1: 東京外為市場・正午=ドル93円半ば、底値後に輸入企業が押し上げ

2008年 12月 3日 13:16 JST
 
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        ドル/円JPY=   ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

正午現在    93.47/52  1.2720/25  118.99/04

9時現在    93.13/18  1.2707/12  118.39/48

前日NY17時  93.27/30  1.2707/11  118.37/44

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 [東京 3日 ロイター] 正午過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から

小幅上昇、93円半ばで取引されている。先行き不透明感が広がり朝方からドル/円、ク

ロス円でじり安となっていたが、輸入企業の買いが入り、相場を押し上げたもよう。フォ

ード(F.N: 株価, 企業情報, レポート)、ゼネラル・モーターズ(GM)(GM.N: 株価, 企業情報, レポート)、クライスラーの米大手自動車メーカ

ー3社が議会に支援策を要請したことに関しても、やや好感されたようだ。

 欧州中銀(ECB)など主要中銀の金融政策発表や米自動車業界の救済策などをめぐる

思惑などから不透明感が広がっており、動きにくい展開が続いている。前日は米国株が反

発したが、投資家のリスク回避姿勢は後退しておらず、全体の流れとしては引き続き「下

落基調」(国内金融機関)という.

朝方に邦銀の売りでドル/円が下げると、複数の米系金融機関がユーロ/円や豪ドル/円

の売りを出したことで、ドル/円、クロス円とも下落基調になったという。日経平均株価

.N225は堅調だったが、円売りはあまり進まず、逆にドル/円は何度か93円を割り込

む局面もあった。

 しかし、下値では輸入企業が買い支えているとみられており、「(93円から下値は)

比較的底堅い」(資本筋)との声も出ていた。信託銀関係者はドル/円、クロス円の正午

にかけての上昇について輸入企業が押し上げた可能性を指摘。そのうえで「前日からドル

/円が93円を割り込んでもそこにステイできないのは、買いがまだ残っているためだ」

とし、ECBなどを控え、下値に進みにくいと解説する。一方で、95円台で売り切れな

かった輸出企業が、下値でも売りを出すのか「動向が気になる」(資本筋)との声もある。

 米ゼネラル・モーターズ(GM)(GM.N: 株価, 企業情報, レポート)は2日、最大180億ドルの融資・与信枠を政

府に要請した。内訳は融資が3月までに120億ドルで、今月中に40億ドルが必要とし

た。早急に40億ドルを調達できない場合、同社が破たんする恐れもあるとした。また、

クライスラーやフォード・モーター(F.N: 株価, 企業情報, レポート)も、事業計画を米議会に提出したうえで、事業

再編支援のためのつなぎ融資を要請した。米自動車メーカーは議会に対して支援策を要請

したが、外為市場では「まだ決まったわけではなく、不透明感が残る」(国内金融機関)

と指摘される。

 一方、米上院銀行委員会は2日、フォード(F.N: 株価, 企業情報, レポート)、GM、クライスラーの3社の最高経

営責任者(CEO)が4日の公聴会に出席し、証言することを明らかにした。自動車業界

救済に関する同公聴会には全米自動車労組(UAW)委員長と大手自動車部品ジョンソン

・コントロール(JCI.N: 株価, 企業情報, レポート)の社長も出席する予定。同証券関係者は「3社の支援策が議会で

承認されたとしても、積極的に株が買われ、ドルが上昇する展開は想定しにくい」とし、

外為市場ではショートカバーにとどまるとの見方を示す。

 英ポンドは対円で138円前半。英ポンドは対ドル、対円で朝方の安値から切り返した

ものの、上値も重く、方向感が定まらない展開となっている。英テレグラフ紙は3日付の

電子版で、英中銀金融政策委員会の元委員であるウィレム・ビューター氏とのインタビュ

ーを掲載した。そのなかで同氏は、BOEが4日に150ベーシスポイント(bp)の利

下げを実施し、政策金利を1.5%とすることを予想した。大幅利下げを敢行できるのは

現在の英ポンドの対ドルレートが、ポンド・クライシスと言える水準まで低下していな

いためだという。

 (ロイター日本語ニュース 吉池 威記者)

(takeshi.yoshiike@thomsonreuters.com; 03-6441-1794; ロイターメッセージング

:takeshi.yoshiike.reuters.com@reuters.net)

 
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