〔地方債流通動向〕新発の千葉県10年債が13bpで取引成立、好需給で急速にタイト化
[東京 6日 ロイター] 3日に条件決定された期間10年の千葉県<0#0120=JFI>地方債がしっかりとした展開。6日の流通市場で国債利回りプラス13bp程度と条件決定時(17bp程度)に比べてタイトな水準で取引が成立した。
3月期末にかけて一般債の供給が途絶えていたが、「新年度になっても国内普通社債(SB)の起債が思ったほど盛り上がらないのではないか」(国内証券)との観測が浮上。少しでも運用利回りを確保したい投資家が信用力のある地方債を物色する動きを強めている。
三菱UFJ証券のシニア・クレジットアナリスト、安蒜信彦氏は地方債の好需給について「事業債の供給が少ない中で、一般債を買いそびれるリスクを恐れた機関投資家が、地方債などの公的な債券に投資の目を向けている。国債金利の上昇を受けて、地方債の利回り水準が高くなっていることも影響している」と指摘している。ただ、「税収減少・財政拡大見通しを踏まえると、供給圧力が継続するとみられるため、買い一巡後はスプレッドにワイド化圧力がかかるのではないか」との見方を示している。
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