ロシア・東欧株ファンドの10月末純資産は前月比+4.8%、注目度薄れ純流出続く
[東京 9日 ロイター] トムソン・ロイター傘下の投信情報サービス会社リッパー
によると、国内で販売されているロシア・東欧株ファンド(国内籍)の10月末の純資産
残高は前月比5.9%増の1695億5400万円となり、4カ月連続で増加した。
ただ、資金フローについては、利益確定売りや乗換え等を背景に4カ月連続の流出超と
なった。「株価水準がリーマン・ショック以前のレベルに戻ってきていることや、年初か
ら(株価が)2倍以上になっているため利益確定売りの対象になりやすい。個人(投資
家)の興味が他の通貨や市場に移ってきている」(大手投信)という。
外国籍のロシア・東欧株ファンドの残高は9月末時点で186億3200万円だった。
10月のロシアは株式相場(RTS指数.IRTS)は前月比7.49%上昇し、リッ
パーの分類別月間平均騰落率で「株式型ロシア株」はプラス8.58%(前月はプラス
10.29%)となり好調を維持。「株式型エマージングマーケット欧州」もプラス
6.41%(前月はプラス4.60%)と上昇した。
リッパーが推計した資金流出入状況によると、10月は4カ月連続して流出超となり、
流出額は約47億円(9月は約37億円)と拡大した。
11月発行のリッパー・データ・リポートによると、10月末時点のロシア・東欧株
ファンド数は国内籍が20本、外国籍3本の計23本で前月と変わらず。
10月末時点で純資産がトップのロシア・東欧株ファンドはドイチェ・アセット・マネ
ジメント「DWSロシア・欧州新興国株投信」62005425.JP LPで残高は342億円
(9月末321億円)。2位も同社の「ドイチェ・ロシア東欧株式ファンド」
62005567JP.LPで316億円(同303億円)。3位はHSBC投信の「HSBC
ロシアオープン」62006021JP.LPで211億円(同205億円)だった。資金フローを
個別にみると国内籍20本中、流入超となったのはわずか3本だった。
ロシア・東欧株ファンド(国内籍)全体の過去最高残高は08年5月末の4294億
5500万円。
◎10月末ロシア・東欧株ファンドの本数・残高は以下のとおり。
(カッコ内は前月末)
国内籍 20本(20本) 1695億5400万円(1618億1600万円)
外国籍 3本( 3本) 186億3200万円( 176億9200万円)
*外国籍は前月末データ
リッパー・データ・リポートに関してはリッパー・ジャパン(電話:0120-996-860)
までお問い合わせください。
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