欧州委、米インテルに競争法違反で過去最高の制裁金支払い命じる

2009年 05月 13日 19:53 JST
 
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 [ブリュッセル 13日 ロイター] 欧州委員会は13日、米半導体大手のインテル(INTC.O: 株価, 企業情報, レポート)に対し、競争法に違反したとして、過去最高となる10億6000万ユーロ(14億5000万ドル)の制裁金支払いを命じた。また、インテルに対し、ライバルのアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)(AMD.N: 株価, 企業情報, レポート)を市場から締め出すための違法なリベートや他の手法を中止するよう命じた。

 欧州委のクルス委員(競争政策担当)は「インテルは何年にも渡り、故意に競争相手を市場から追い出す行動を取り、何百人もの欧州の消費者に被害を与えた」と指摘した。

 欧州委によると、インテルはコンピューターメーカーに違法なリベートを支払い、AMDのチップを搭載したパソコンの生産や販売を取りやめるよう求めてきた。

 インテルが支払いを命じられた制裁金は、昨年、価格操作をめぐってガラスメーカーのサンゴバン(SGOB.PA: 株価, 企業情報, レポート)に命じられた8億9600万ユーロを上回り、過去最高となる。

 一方、インテルのオッテリーニ最高経営責任者(CEO)は「インテルは、この決定を受け入れない。決定は間違っており、マイクロプロセッサー市場の激しい競争の現実を無視している。消費者には全く被害を与えていない。われわれは異議を申し立てる」との声明を発表し、欧州裁判所に提訴する考えを表明した。

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