アジア開発銀行、プロジェクト融資額を2年間で30億ドル増額=FT紙
[シンガポール 1日 ロイター] アジア開発銀行(ADB)の黒田東彦総裁は、英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙とのインタビューで、アジア経済が世界的な経済危機の影響を受けているため、100億ドルのプロジェクト融資額を今後2年間で30億ドル増額する方針を示した。
総裁は「景気が底入れした兆しが一部に見えるが、全般的アジア経済は依然減速しており、一部では縮小している。改善が確認されるにはまだ時間がかかる」と述べた。
今年のアジア地域の経済成長率見通し3.4%については、上方修正する理由は見当たらないとした。3.4%の成長率は1997─98年のアジア危機以来最低水準。
ADB30日、開発計画向けの資本基盤増強のため、資本金を550億ドルから1650億ドルに引き上げると発表していた。ADBの増資は資本金を倍増した1994年以来で今回の増資規模は過去最大。
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