インタビュー:マツモトキヨシ、大手コンビニと提携交渉

2008年 09月 1日 15:28 JST
 

 [松戸市(千葉県) 1日 ロイター] マツモトキヨシホールディングス(3088.T: 株価, ニュース, レポート)の松本南海雄社長は1日、ロイターとのインタビューに応じ、大手コンビニエンスストアーチェーンとプライベートブランド(PB)商品の供給やドラッグストアとコンビニの特徴を取り入れた新業態となる店舗開発などの提携に向けた交渉をしていることを明らかにした。

 交渉先は明らかにしなかった。松本社長は「今期中には発表したい」と述べた。

 従来は薬剤師か薬種商の資格を持った店舗でしか販売できなかったかぜ薬などの大衆薬が、来年度の改正薬事法施行で新設される「登録販売者」でも販売できるようになる。この規制緩和によりスーパーや家電量販店など異業種からの参入が見込まれるほか、24時間営業を行うコンビニチェーンが大衆薬販売に乗り出すことを期待する声がある。

 ただ、登録販売者の資格を取るには薬剤師の管理・指導の下で1年間の実務経験が必要になるなど要件が厳しく、改正法後もコンビニが大衆薬販売に本格的に参入するのは難しいともみられている。

 松本社長は、改正法施行後の競合先としてスーパーや量販店などを挙げる一方、コンビニの本格参入については「登録販売者制度の下での参入はきつい」と指摘。松本社長はコンビニチェーンとの提携交渉において「将来、登録販売者を実験的に派遣して、『ドラッグコンビニのような業態をやりませんか』と話し合っている」と述べた。

 提携交渉ではこのほか、マツモトキヨシ側からのサプリメント食品や化粧品といったPB商品の供給、コンビニ側からの弁当や惣菜の供給、コンビニ側のATM(現金自動預け払い機)やチケット販売機のノウハウの提供などが検討されている。スーパーなどの大衆薬販売参入を想定して、マツモトキヨシは営業時間延長で対抗する構えで、その際に弁当や惣菜といった品ぞろえの拡充が必要との認識だ。

 <M&Aで11年3月期に売上高5000億円に>  続く...

 
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