銀行の株式保有リスク、株式取得機構の積極利用を期待=金融庁長官

2009年 06月 11日 18:48 JST
 

 [東京 11日 ロイター] 金融庁の佐藤隆文長官は11日、銀行の株式保有リスクに関連して、銀行等保有株式取得機構の積極利用を期待するとの認識を示した。定例会見で述べた。金融審議会の部会で出席委員から銀行の株式持ち合いの禁止や制限を求める声が挙がったことに関連して語った。

 同部会が10日にまとめた報告書案には、銀行などの保有株式や事業会社との間の持ち合いの解消を進め、株主によるガバナンス機能の強化を図るため、株式取得機構の積極的な活用が望まれるとの記述が盛り込まれた。佐藤長官はこの点に言及し「まったく同感。銀行等保有株式取得機構のオペレーションを積極的に利用してもらうことを期待する」と述べた。

 証券会社や銀行の社員が関連したインサイダー取引が相次いでいることにも触れ「公共性の高い金融機関で、職員のインサイダー取引が多発することは極めて遺憾」との見解を示した。金融庁としては「内部管理態勢の整備状況を注視していく」と語った。

 (ロイターニュース 平田紀之)

 
 

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