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NYで初のエボラ陽性、検査前に地下鉄乗車も市長は冷静対応訴え
2014年10月24日 / 01:16 / 3年前

NYで初のエボラ陽性、検査前に地下鉄乗車も市長は冷静対応訴え

[ニューヨーク 23日 ロイター] - 米ニューヨーク市の保健当局は23日、西アフリカから帰国した医師のエボラ出血熱検査が陽性だったことを明らかにした。ニューヨーク市では初の発症例となり、感染拡大の懸念が高まっている。

 10月23日、米紙ニューヨーク・タイムズは国境なき医師団の一員で最近西アフリカから帰国した医師のエボラ出血熱検査の結果が陽性だったと報じた。写真は医師が検査を受けたニューヨークの病院。(2014年 ロイター/Mike Segar)

検査で陽性反応が出たのは、国境なき医師団の一員としてギニアで活動していたクレイグ・スペンサー医師(33)。エボラ出血熱感染の疑いがあるとしてニューヨーク市内の病院で検査を受けていた。米疾病対策予防センター(CDC)のさらなる検査を受ける予定となっている。

ニューヨーク州のクオモ知事によると、スペンサー医師は陽性と判定されるまでに4人と直接接触。当局はこのうち、友人と婚約者ら3人を隔離し、タクシー運転手1人は感染のリスクは低いとしている。

ニューヨーク・タイムズ紙によると、スペンサー医師は22日夜にマンハッタンの自宅からブルックリンへ地下鉄に乗って移動。ボウリング場に行き、タクシーで帰宅したという。

同市のデブラシオ市長は会見で、「エボラ感染者と地下鉄で同じ車両に乗ったり、近くに住んでいることだけで危険にさらされることはない」と語り、市民に冷静な対応を呼びかけた。

ニューヨーク市保健当局のメアリー・トラビス・バセット氏は、「(スペンサー医師が)地下鉄を利用したことによって問題が起きる可能性はゼロに近いとみている」と述べた。

保健当局によると、医師は10月17日にNYケネディ国際空港に到着した。

国境なき医師団は声明で、スペンサー医師から23日朝に発熱と胃腸の不調に関する連絡があったと発表。ニューヨーク市当局によると同医師は、自宅から防護服を着用した専門チームによりベルビュー病院に移送された。

スペンサー医師のフェイスブックには防護服を着た写真が掲載されており、9月18日ごろギニアに渡航し、10月16日にブリュッセルに着いたと記されている。

医師の検査結果発表を受け、米S&P先物は下落。ドルもユーロに対して下落し、米10年物国債は上昇した。

*内容を追加します。

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