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ECB量的緩和、外部衝撃により効果期待下回る=クーレ専務理事
2016年9月26日 / 16:21 / 1年前

ECB量的緩和、外部衝撃により効果期待下回る=クーレ専務理事

 9月26日、クーレECB専務理事はECBの量的緩和策は、外部からの衝撃で効果が期待を下回っていると述べた。写真は2月1日に撮影。(2016年 ロイター/Laszlo Balogh)

[ローマ 26日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のクーレ専務理事は26日、ECBの量的緩和策(QE)は、ユーロ圏が数々の外部からの衝撃に見舞われたことにより効果が期待を下回っているとの考えを示した。

同専務理事はローマで開かれた会合に出席し、ECBが資産買い入れプログラムを開始してから、ユーロ圏経済は商品価格の急落や英国の欧州連合(EU)離脱決定などの「数々の外部からの衝撃」に見舞われたと指摘。「こうした外部からの衝撃によりQEの(実体経済への)伝達効果が弱められ、効果は当初の予想を下回っている」と述べた。

そのうえで、英国がEU離脱を決定したことによる影響は今のところは限定的となっているが、「長期的な影響についてはまだ分からない」と述べた。

各国政府がECBへの依存をやめ景気浮揚に向けそれぞれの責任を果たし始めなければ、ユーロ圏は低成長と低金利の罠にはまる恐れがあると警告した。

同専務理事はECBが導入している超緩和的な金融政策は他の機関も同様に支援策を実施することを前提としているが、支援策実施に向けた行動が見られないことは、低金利状況が長期化することを意味していると指摘。

「財政政策と経済政策が役割を果たさない場合、ユーロ圏では低成長と低金利が同時に見られる状態から抜け出せないリスクが出てくる」と述べた。

そのうえで「金利が『長過ぎる期間にわたり低水準にとどまる状況』から、金利が『永久に低水準にとどまる状況』に移行れば、標準的な金融政策手段の効用が大幅に制限されることになる」との懸念を示した。

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