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ECB、ユーロ圏国債利回り上昇懸念せず=クーレ専務理事
2017年5月16日 / 19:31 / 4ヶ月前

ECB、ユーロ圏国債利回り上昇懸念せず=クーレ専務理事

[フランクフルト 16日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のクーレ専務理事は16日、ユーロ圏の国債利回り上昇は域内の成長見通しの改善やデフレ懸念の後退などを反映しているため、ECBは懸念していないと述べた。

同専務理事は、昨年9月以降の利回り上昇のうちECBの金融引き締めをめぐる観測が要因となったのは全体の4分1に過ぎなかったと指摘。金融情勢は引き続き成長を支援する状態となっているとの考えを示した。

独10年債利回りは昨年9月に付けた低水準から約60ベーシスポイント(bp)上昇。一部では超低金利政策を維持するECBにとりこうした状況を好ましくないのではないかとの見方も出ている。

クーレ専務理事はこれについて「ECBの政策スタンスはこのところの長期金利の上昇による影響は受けておらず、現在の金融情勢は回復を引き続き力強く支援する状態となっている」と指摘。「(利回りの)上昇や低下について深読みはしない」とし、多少のボラティリティーは市場が健全に機能するために必要との見方を示した。

そのうえで「(9月以降の)利回りの上昇のうち将来的な政策の道筋の変更をめぐる観測に起因するものは約4分の1に過ぎなかった」とし、「われわれの分析によると、ECBの金融政策スタンスを巡る観測は全体として利回り安定化に向けた効果があった」と述べた。

また、インフレ期待が改善していることも利回り上昇の背景にあったとし、こうしたことはECBにとりプラスとなるとの認識も示した。

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