Reuters logo
ECB、監督強化と一層の説明責任が必要=NGO報告書
2017年3月28日 / 00:56 / 6ヶ月前

ECB、監督強化と一層の説明責任が必要=NGO報告書

 3月28日、反汚職に取り組む国際非政府組織(NGO)トランスペアレンシー・インターナショナル(TI)はリポートで、欧州中央銀行(ECB)は政治的な意思決定を行っていると指摘、ECBへの監督の強化と一層の説明責任が必要とされているとの見解を示した。写真はドイツ・フランクフルトのECB本部。12日撮影(2017年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

[フランクフルト 28日 ロイター] - 反汚職に取り組む国際非政府組織(NGO)トランスペアレンシー・インターナショナル(TI)は28日公表のリポートで、欧州中央銀行(ECB)は政治的な意思決定を行っていると指摘、ECBへの監督の強化と一層の説明責任が必要とされているとの見解を示した。

TIは、ECBは独立性によって一般市民への説明責任が限られているため、これを埋め合わせるために決定事項や見解の公表を増やしたり、政治的選択肢をより明確にするなどして、透明性を高めるべきと指摘。

TIはギリシャへの金融支援を例に挙げ、ECBは実務のみに携わったというよりむしろ政治的意思決定を行ったため、市民への説明責任が一部免除されている組織構造に疑問符が付いたとの見方を示した。

「ECBは自由裁量権によってギリシャの銀行に圧力をかけることを許された一方で、国際債権者団(トロイカ)の一部として金融支援に伴う改革をギリシャ政府と協議した」と説明。

このような手法が今後のギリシャとの交渉やイタリアの銀行、モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ(モンテパスキ)の公的支援でも採用される可能性があり、ユーロ圏の脆弱(ぜいじゃく)な安定性を脅かしていると警告した。

「ECBの社会的な信認は著しく低下しており、責務が拡大していることと相まって、説明責任について疑念を生じさせている」とした。

ECBはTIのリポートについて、決定事項や意見の公表など、必要性を指摘された措置の一部はすでに実施しているとの見解を示した。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below