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ECB総裁「回復失速が最大の脅威」、成長支援へ緩和継続強調
2016年11月28日 / 14:32 / 10ヶ月前

ECB総裁「回復失速が最大の脅威」、成長支援へ緩和継続強調

[フランクフルト 28日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は欧州議会の委員会で証言し、景気回復の腰折れがユーロ圏の最大の脅威との認識を示した。12月理事会を来週に控え、ECBが成長支援に注力していることを強調した。

総裁は超緩和策による金融安定へのリスクについて問われ、「現時点で最大のリスクは、回復の勢いが失速し景気が停滞することだ」と言明した。

これに先立ち、総裁は総裁は「ユーロ圏経済は世界の経済、政治的な不透明感にもかかわらず、穏やかだが着実なペースで拡大を続けている」とし、「この緩やかな上向きのトレンドはとりわけ金融政策措置により、今後も続くと見込まれる」と述べていた。

また12月8日に開催する理事会では「インフレ率が持続的に目標水準へ向かうのを確実にするため、著しい水準の金融緩和維持を可能にする多様な方策を協議する」と述べた。

ドイツ国債など買い入れ対象国債が不足する中、買い入れ策についてもさまざまな選択肢を検討すると指摘。「買い入れプログラムは十分に柔軟なため調整可能」とし、問題に対処する意向を表明した。

レポ市場で担保となる国債がひっ迫している問題をめぐっては、「過去数週間において証券貸し出し制度は最適な状況になかった」とし、制度改革に取り組んでいることを明らかにした。

理事会も対処が必要だと認識しているとしたが、証券貸し出しはおおむね各国中銀の手に委ねられるとの認識も示した。

ロイターは先週、ECBが資産買い入れを通じて保有する国債の貸し出しを拡大することを検討していると報道。総裁の発言はこれを裏付ける格好となった。

*内容を追加して再送します。

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