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ECBは追加緩和の公算、預金金利引き下げやQE拡大か
2016年3月10日 / 00:33 / 2年前

ECBは追加緩和の公算、預金金利引き下げやQE拡大か

 3月10日、欧州中央銀行(ECB)は理事会で中銀預金金利のマイナス幅拡大や資産買い入れ(QE=量的緩和)増額などの追加緩和に踏み切ると予想されている。写真はフランクフルトのECB本部。1月撮影(2016年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

[フランクフルト 10日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)は10日の理事会で、中銀預金金利のマイナス幅拡大や資産買い入れ(QE=量的緩和)増額などの追加緩和に踏み切ると予想されている。

エネルギー価格の下落で賃金や物価に一段と圧力がかかり、すでに低いインフレ率がさらに落ち込む事態を回避する。

ロイターが実施した最新の調査によると、アナリストらは、中銀預金金利が現在のマイナス0.3%からマイナス0.4%に引き下げられる、と予想。また、毎月の資産買い入れ規模を現在の600億ユーロから700億ユーロに引き上げる確率の予想中央値は、60%となった。

ECBはこの1年で、総額7000億ユーロの買い入れを実施したが、商品価格の下落で量的緩和の効果が削がれるなか、目に見える成果は上がっていない。このままでは、市場がECBへの信頼感を失い、長期インフレ期待がますます低下するという悪循環に陥る恐れがある。

ユーロ圏のインフレ率はこの3年間、ECBがターゲットとしている「2%付近」を割り込んでおり、低インフレの長期化が予想される。

JPモルガンのエコノミスト、グレッグ・フゼシ氏は「12月理事会が市場を失望させたことや、金融政策の効果への疑念が広がっていることを踏まえると、(10日の)理事会が持つ意味は重い」と述べた。

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