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UPDATE 1-EXCLUSIVE-ECB、2段階の中銀預金金利や資産購入対象の拡大検討=関係筋
2015年11月25日 / 10:43 / 2年前

UPDATE 1-EXCLUSIVE-ECB、2段階の中銀預金金利や資産購入対象の拡大検討=関係筋

(内容を追加しました)

[フランクフルト 25日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)当局者は、12月の理事会に向けた準備会合で、2段階の中銀預金金利を設定することや、資産買い入れの対象を拡大して都市・州発行債を含めることなどあらゆる選択肢について検討を重ねている。関係者が25日、匿名を条件にロイターに対して語った。

ECBのドラギ総裁はすでに、ECBに資金に預ける銀行への一種のペナルティーにあたる、中銀預金金利のマイナス幅拡大に前向きな姿勢を示している。関係筋によると、銀行への影響を緩和するため、ECBに預ける資金の額に応じて異なる金利を課すことが議論されている。

関係者の1人は「預金の額がある一定の水準を超えると、それ以降はより大きなマイナス金利が課せられる、という仕組みだ」と述べた。

預金金利を2段階にすれば、マイナス幅を一律に拡大するよりも、銀行への影響は抑えられる。銀行は、ECBに合わせて1700億ユーロ程度を預けており、特にドイツとフランスの銀行の預金額が大きい。

ただ金利を複数にすればECBの政策の複雑さが増すことになる。

<意見集約はまだ>

関係者は「どのような政策を盛り込むべきなのか、依然として話し合いは続いている」とし「一部には、市場にサプライズを与えるべきだと主張する人もおり、いろいろな意見が出されている」と述べた。

市場では、ECBが12月3日の理事会で、現在1兆ユーロ超の量的緩和(QE)を拡大する、と予想されている。それまでに合意形成に失敗し、追加緩和措置が見送られれば、投資家が失望するのは必至だ。

関係筋によると、貸し倒れリスクのある銀行融資をより信用力の高い融資と組み合わせ、それをECBが買い入れる案も出ている。ただこの案はドイツなどが反対すると見られ、実現の可能性は小さいという。

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