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インフレ目標達成期間、ECB柔軟であるべき=ドイツ連銀総裁
2016年3月23日 / 14:17 / 1年前

インフレ目標達成期間、ECB柔軟であるべき=ドイツ連銀総裁

[フランクフルト 23日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのワイトマン独連銀総裁は、ECBはインフレ目標達成に要する期間について柔軟であるべきとの考えを示した。

ECBはインフレ率を中期的に2%弱にする目標を掲げている。だがインフレが長期間低迷する中、ECB内ではどの程度の期間で目標を達成する必要があるのか、また「中期的に」の定義は現在見通しを示している2018年以降も該当するのかといった議論が交わされている。

ワイトマン総裁は「中期的というのは『遠い将来のいつか』ではないが、『一刻も早く、いかなる代償を払っても』という意味でもない」と指摘。「そのため中期的という言葉は具体的な期間について意図的に曖昧さを含んでいる」とした。

ECBは現在、2018年もインフレ目標を達成するとは見込んでいない。

ワイトマン総裁はまた、インフレ率が足元でマイナス圏に沈んでも、継続的なデフレのリスクはないとし、コアインフレ率の低下が続くとも予想していないと述べた。

さらに金融政策の有効性を削ぐ可能性があるとして、ECBは銀行の低収益環境を懸念すべきだとの考えを示した。

「中銀関係者として、銀行の利益というより、金融政策を波及させる能力について懸念している」と指摘。「金融政策の波及能力は銀行の資本基盤と無関係でない。なぜなら資本基盤により、銀行がどれだけショックを吸収できるかがおおむね決まるからだ」と述べた。

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