UPDATE1: 3月のユーロ圏失業率は8.9%に悪化、4月CPIは依然過去最低

2009年 04月 30日 23:53 JST
 
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 [ブリュッセル 30日 ロイター] 欧州連合(EU)統計局が発表した3月のユーロ圏の失業率は8.9%に上昇し、2005年7月以来3年8カ月ぶりの水準となった。

 ロイターがまとめたエコノミスト予想は8.7%。2月は8.7%に改定された。

 国別では、フランスは8.6%から8.8%、スペインが16.5%から17.4%、アイルランドが10.0%から10.6%に上昇した。

 バークレイズ・キャピタルのジェームズ・アシュリー氏は「最近数カ月間のユーロ圏における全体的な傾向を考慮し、今日発表されたドイツの4月の失業率に基づくと、今やユーロ圏失業率は4月には少なくとも9.1%に達する公算がある」と述べた。

 一方、EU統計局が同日発表した4月のユーロ圏16カ国のEU基準消費者物価指数(CPI)は、前年比0.6%上昇で市場予想と一致、過去最低だった前月と同じ伸びとなった。

 物品価格が一段と手頃になるなか、失業の急激な増加が消費マインドを損なわせ、購買意欲を抑制すると見る向きもある。

 BNPパリバのエコノミスト、クレモント・ド・ルシア氏は「失業懸念の高まりは、インフレ率の低下にも関わらず消費者の購入意欲を阻害する可能性が高い」と述べた。

 コメルツ銀のエコノミスト、ライナー・ギュンターマン氏は、過去最低が続くインフレについて「このことはインフレが底を打ちつつあることを意味していない。向こう数カ月で一段と低下する前の小休止といったところだろう。夏に向けてCPIがゼロを下回るかが引き続き注目されている」と述べた。

 

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