米雇用統計こうみる:家計調査の下振れを懸念=BNPパリバ

2009年 11月 7日 00:36 JST
 
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 <BNPパリバのシニアエコノミスト、アナ・ピレティ氏>

 

 われわれの予想とほぼ一致した。トレンドの変化は見られない。全般的な雇用減ペースの改善が確認されたが、この改善が恐らく市場で予想されているよりも遅いペースになりつつあるということが焦点だ。

 しかしながら、10月の雇用統計にはかなりのぜい弱性とマイナスの兆候が存在する。企業を対象にした同統計とは別の対家計調査(household employment survey)では雇用者数が大きく減少した。数カ月前まで両統計の動向は一致し、ともに失業ペースの改善を示していたが、家計調査はここ数カ月下振れしており、懸念材料だ。同調査の雇用者数の減少は失業率の大幅上昇の要因でもある。

 10月の雇用統計では労働時間が前月から変わらずとなり、懸念要因だ。生産性が改善する一方、企業は労働時間を増やしていない。しかし、労働時間が上向かない限り、消費者への恩恵はみられないだろう。

  

  (ニューヨーク 6日 ロイター)

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