UPDATE1: スイス経済が安定する若干の兆しがあるが、短期的な見通しは暗い=中銀総裁
[ベルン 17日 ロイター] スイス国立銀行(中央銀行)のロート総裁は17日、スイス経済はやや安定する兆しがみられるが、短期的な見通しは暗く、回復プロセスは遅々たるものになる、との見方を示した。
スイス中銀の年次総会でのスピーチ原稿で明らかになった。
ロート総裁は「スイスでは、安定に向かう最初の兆しが現れている。国内総生産(GDP)の落ち込みは、近いうちに厳しさが薄れていくだろう」としながらも、「本当のトレンド転換が来年以前に起きるとは考えられず、現在の困難は単に循環的なものでないため、回復プロセスは緩やかなものになるだろう」と述べた。
スイス中銀は3月12日に、スイスの成長率は2.5―3.0%のマイナスになるとの見通しを示している。
さらに同総裁は、スイスフラン相場の上昇が利下げ効果を打ち消しかねないため市場介入が必要になったと指摘、「デフレのリスクを考えれば、断固たる行動が必要だ。われわれはリスクが続く限り、この戦略を追求する」と述べた。
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