UPDATE2: 6月のIFO独業況指数は85.9に上昇、予想の85.2上回る
[ベルリン 22日 ロイター] ドイツのIFO経済研究所が22日発表した6月の
独業況指数は85.9となり、前月の84.3(改定値)から上昇した。上昇は3カ月連
続で、6月の指数は7カ月ぶりの高水準。
ロイターがまとめたエコノミスト44人の予想の85.2を上回った。予想レンジは
84.2─88.9だった。
ただ、市場では実際に発表された数字よりも良い結果を予想していた向きもいたため、
発表直後の外国為替市場ではユーロEUR=が対ドルで若干下落した。
IFOのハンス・ウエルナー・シン所長は「今回の統計結果で、ドイツ経済が徐々に安
定化していることが確認された」と述べた。ただ、企業による業況判断の現況指数は依然
として弱いと指摘した。
6月の期待指数は89.5と、5月の86.0から上昇し、11カ月ぶりの高水準とな
った。一方、6月の現況指数は82.4と、前月の82.5から若干低下。1990年の
東西ドイツ統合後では最悪の結果となった。
調査は約7000社を対象に実施した。
ドイツの第1・四半期の経済成長率はマイナス3.8%。政府は第2・四半期のマイナ
ス成長幅はこれよりも大きくなると予測している。
ただ、IFOの業況指数が3カ月連続で改善したことで、景気回復への道筋が視野に入
ってきたとの見方もある。
ここ数週間、ドイツの大手企業から業績の先行きについて明るい見通しの発表が相次い
でいる。22日には総合電機大手シーメンス(SIEGn.DE: 株価, 企業情報, レポート)が、向こう3年間の世界各国の政
府の景気対策関連事業による新規受注が、総額約150億ユーロ(210億ドル)に達す
るとの見通しを明らかにした。
6月 5月 08年6月
業況(総合)指数 85.9 84.3 (84.2) 100.9
現況指数 82.4 82.5 108.1
期待指数 89.5 86.0 (85.9) 94.1
*カッコ内は前回発表分
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