10月の米小売各社の既存店売上高は大部分がさえない内容、衣料部門が低迷
[アトランタ 8日 ロイター] 米小売り各社が発表した10月の既存店売上高は、大部分がさえない内容となった。ウォルマート・ストアーズ(WMT.N: 株価, 企業情報, レポート)の既存店売上高の伸び率は市場予想を下回った。また、衣料セクターが引き続き低迷している。10月は例年になく気温が高かった。
専門家らは10月の売上高の低迷について、米経済が住宅市場低迷の影響を受けるなか、食品価格やガソリン価格の上昇が消費者を圧迫していることが背景にあるとし、ホリデーシーズンをめぐり、幸先が良いとは言えないと指摘している。
ウォルマートが発表した10月の既存店売上高は市場予想を下回る0.4%の増加となった。同社は、11月は横ばい─2%の増加となるとの見通しを示した。
TNSリテール・フォワードのエコノミスト、フランク・ボディーロ氏は「ウォルマートの主要な顧客である低所得者層は今年、例年よりも(景気動向などによる)影響を受けている。ブルーカラー職の雇用削減が増えている」と述べた。
一方、ライバルのターゲット(TGT.N: 株価, 企業情報, レポート)の10月の既存店売上高は4.1%増となり、アナリスト予想の2.5%増を上回った。10月下旬に同社の店舗を訪れる買い物客が増加した。
会員制倉庫型ストアのコストコ・ホールセール(COST.O: 株価, 企業情報, レポート)、ビージェーズ・ホールセール・クラブ(BJ.N: 株価, 企業情報, レポート)の10月の既存店売上高の伸び率はそれぞれ予想を上回った。燃料価格の上昇が寄与した。
半面、10月は気温が高かったことから、セーターやコートの売り上げが伸びず、衣料小売り業者の販売は引き続き低迷した。
リミテッド・ブランズ(LTD.N: 株価, 企業情報, レポート)の10月の既存店売上高は6%減となった。アナリスト予想は1.8%減だった。
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