再送:指標予測=9月経常黒字は前年比4.1%減の1兆5000億円程度、8カ月連続の黒字
*この記事は6日に配信したものです。
[東京 6日 ロイター] ロイターが民間調査機関の予測をまとめたところ、財務省
が10日午前8時50分に発表する9月経常収支の予測中央値は1兆5000億円程度の
黒字となった。前年比は4.1%減で2カ月ぶりの減少だが、8カ月連続の黒字となる見
通し。
既に発表されている通関ベースの9月貿易収支が前年比477.4%増、5253億円
の黒字となったことを踏まえ、エコノミストからは「国際収支統計の貿易収支も同様に黒
字幅の拡大が見込まれる」(農林中金総研)と指摘されている。第一生命経済研究所では
経常黒字額について「2カ月ぶりの前年割れが予想されるが、季節調整値では2カ月連続
で増加する見込み」とした上で「09年1月を底とする、経常黒字の緩やかな持ち直し傾
向が続いていることが確認されるだろう」とみている。
一方、所得収支については三井住友アセットマネジメントでは「1兆1442億円程度
で、前年同月比は23.0%減程度と3カ月連続前年比減少」と予想。これが経常収支の
前年比黒字幅縮小の主因になるとみている。
サービス収支に関しては「シルバーウィークの影響などで旅行収支は支払い超幅が拡大
する」(みずほ総研)との見通しが出ていた。
各社の予想は以下の通り。(単位・黒字額は億円、前年比伸び率は%)
黒字額 前年比
中央値 15000 -4.1
最大値 22078 41.1
最小値 12874 -17.7
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
機関名 予測者名(敬称略)
ゴールドマン・サックス 李智雄 22078 41.1
大和総研 熊谷亮丸 17300 10.6
バークレイズキャピタル 森田京平 16983 8.5
モルガンスタンレー 佐藤健裕 16500 5.5
日本総研 枩村秀樹 16303 4.2
シティグループ証券 劔崎仁 15914 1.7
三菱UFJリサーチ&コンサルティング 塚田裕昭 15725 0.5
みずほ証券 上野泰也 15600 -0.3
第一生命経済研究所 新家 義貴 15430 -1.4
三菱総研 対木さおり 15360 -1.8
三井住友アセット 宅森昭吉 15326 -2.0
三菱UFJ証券 澤野哲郎 15200 -2.8
新光総合研究所 宮川憲央 15200 -2.9
信金中金総合研究所 角田匠 15000 -4.1
バンクオブアメリカ証券─メリルリンチ 吉川雅幸 15000 -4.1
伊藤忠商事 丸山義正 14968 -4.3
インフォーマジャパン 荒田健児 14780 -5.5
野村証券金融経済研究所 木内登英 14753 -5.7
農林中金総研 田口さつき 14500 -7.3
クレディ・スイス ── 14440 -7.7
カリヨン証券 佐藤芳郎 13920 -11.0
ニッセイ基礎研 斎藤太郎 13891 -11.2
HSBC 白石誠司 13800 -11.8
BNPパリバ 加藤あずさ 13762 -12.0
JPモルガン 中村美和子 13670 -12.6
IFRマーケッツ George Worthington 13400 -14.4
岡三証券 嶋野徹 13000 -16.9
みずほ総研 市川雄介 12874 -17.7
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(ロイター日本語ニュース 武田晃子記者)
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