10月末の外貨準備高が過去最高に、金相場上昇などで

2009年 11月 9日 10:32 JST
 
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 [東京 9日 ロイター] 財務省が9日に発表した10月末の外貨準備高は前月末比41億7100万ドル増の1兆0567億6900万ドルとなり、3カ月連続で過去最高を更新した。証券などの運用益に加え、金相場の上昇が外貨準備を押し上げた。

 10月末の金相場に1トロイオンス=1040.00ドルとなり、前月末の同995.75ドルから上昇した。また、ユーロ/ドル(ニューヨーク終値)が前月末の1.4638ドルから1.4718ドルに上昇したことから、ユーロ建て資産のドル換算額も増えた。

 米債券の影響については、米2年債は前月末の0.952%から0.897%に、5年債は同2.315%から2.312%にそれぞれ低下(価格は上昇)する一方で、10年債は同3.309%から3.386%に上昇(価格は低下)するなど、全体としては横ばいの評価額となった。

 各国の外貨準備高は、IMFが公表している直近の2008年4月末時点で、1位は中国の1兆0838億SDR、2位が日本の6059億SDR、3位がロシアの3206億SDR、4位がインドの1881億SDR、5位が台湾の1787億SDRなど。1SDRは1.6238米ドル。 

 <08年度外貨建資産は6.7兆円減> 

 財務省が同時に発表した「2008年度の外国為替資金特別会計の外貨建資産の内訳及び運用収入の内訳等」によると、2008年度末の外貨建資産は99兆8254億6300万円となり、前年度比6兆7609億3000万円減少した。円高による目減りが響いた。換算為替レートは、08年度末がドル/円が105円、07年度末は同117円だった。

 また、2008年度の外貨定期預け金および外貨証券の運用資産利回りは3.69%となり、前年比で0.63%ポイント低下した。米国の金利低下などが主な要因。

 (ロイターニュース 志田義寧記者)

 
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