党としての経済対策、骨格だけでも今週中に作りたい=保利自民政調会長

2008年 08月 5日 17:59 JST
 
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 [東京 5日 ロイター] 自民党の保利耕輔政調会長は5日、新聞・通信社との共同インタビューで、自民党の経済対策について「少なくとも骨格だけでも今週中に作りたい」との意向を示した。

 財源については「手持ちの財源で処置をしていくことが原則」としたが、一方で「原油高に対応するようなものは、現在の手持ちの財源だけではとても足りないという感触を持っている」とも指摘。「手持ちの財源で処置できないということになれば、補正予算につながっていく」との認識を示した。

 基礎年金の国庫負担割合の引き上げなど増大する社会保障費の安定財源として消費税率の引き上げが焦点となっている。保利政調会長は「消費税以外で財源措置ができるかとなると、それは正直無理ではないか」との認識を示したが、引き上げ時期については「総理、幹事長の発言を聞きながら、われわれとしてもどうするかを考えていかなければいけない」と明言を避けた。

 与党内に2011年度の基礎的財政収支(プライマリー・バランス)の黒字化目標を先送りすべきといった意見が浮上していることに関しては「幹部が財政再建路線を貫くと言っている以上、私がそれに真っ向から反対するような意見を言うことはできない」と指摘。ただ「現在の歳入・歳出のバランスをみて、すぐにこれが是正できるとは常識的には思えない」とも述べ、現実的には達成は難しいとの認識を示した。

 保利政調会長は「かつて30年も前にフランスで仕事を5年間していたが、消費税率がその当時17%だった。その中で仕事をしてきた経験から、やはり今の5%は国際的にみて低いとういう率直な印象を持っている。そういうものを是正していかないと、日本のプライマリー・バランスの回復は難しいのではないか」と語った。

 日本経済については「物価上昇が何となく景気が悪いという感覚を生んでいるのではないか」と述べ、あらためて景気対策の必要性を指摘した。

 (ロイターニュース 志田義寧記者)

 
 

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