原発輸出は「今後も進める」、エネ政策議論で組織変更の意向=経産相

2013年 01月 15日 12:23 JST
 
記事を印刷する |
  • Mixiチェック

 [東京 15日 ロイター] 茂木敏充経済産業相は15日の閣議後会見で、原発輸出について「安全な原発インフラの輸出はこれからも進めていきたい」と述べた。同相はまた、国のエネルギー基本計画策定では従来とは違う組織で議論を進める意向を明らかにした。

 原発輸出の条件として茂木経産相は「相手国側の希望を重視して判断する。安全性が大前提だ」と指摘した。「脱原発」方針を打ち出した民主党前政権でも原発輸出は継続の意向だったことから、政権交代によってもこの点では大きな方針変更はない。

 国のエネルギー政策の根幹となる「エネルギー基本計画」について前政権は、東京電力(9501.T: 株価, ニュース, レポート)福島第1原発の事故発生を受けて、2011年10月に見直しに着手。総合資源エネルギー調査会(経産相の諮問機関)基本問題委員会で有識者が1年以上にわたり33回の議論を重ねてきたが、前政権が昨年9月に打ち出した脱原発方針を受け昨年11月14日の会合を最後に中断していた。

 エネルギー基本計画はエネルギー政策基本法に基づき3年ごとに見直される。現行計画は2010年6月策定のため今年6月ごろが見直し期限だ。茂木氏は策定議論の再開時期について「スケジュールは決まっていないが、早々にこの問題については取りかからないといけない」と語った。基本計画策定の議論の場として、34回目の基本問題委員会を開くのか、新しい委員会を立ち上げるのかについて同氏は「組織については若干これまでと違った形を考えている。固まった段階で報告する」と述べた。

  (ロイターニュース 浜田健太郎;編集 内田慎一)

 

 
 
写真

ギリシャに反EU政党の支持

ギリシャのチプラス首相に、各国の反EU政党から支持が集まっている。世論の同情で、自らへの支持が拡大すると期待する。
  記事の全文 | 特集ページ 

 

注目の商品

外国為替フォーラム

写真
脱デフレへ「円安期待」維持を

日本の根強いデフレ心理を拭い去るためには、理論値をやや下回る円安期待の維持が必要になると新生銀の政井貴子氏は指摘。  記事の全文 

 
写真
ギリシャ離脱か、今後の行方

ユーロに離脱規定がない以上、ギリシャが残留を希望すれば、デフォルト後も居座りは可能と第一生命経済研の田中理氏は指摘。  記事の全文 

 
米利上げ前に円高到来か=亀岡裕次氏
 
ドル円続伸阻む日米事情=内田稔氏
 
株高「サマーラリー」は続くか=岩下真理氏
 
ユーロはなぜ堅調なのか=唐鎌大輔氏

外国為替

  • ドル/円
  • ユーロ/円

株価検索

会社名銘柄コード
 
写真
ギリシャ観光シーズン直撃

観光シーズンを迎えるまさに最悪のタイミングで資本統制が始まった。  記事の全文 | 関連記事 

 
写真
反ユーロの口実与えるな

ECBはユーロ脱退へとギリシャを導く口実をチプラス首相に与えてはならない。  記事の全文 

 
写真
中国軍事力は「紙の龍」か

中国は自国近海から遠い出来事への介入には無力だ。  記事の全文 | 関連記事 

 
動き出した「非製造業」の成長エンジン
 
内政挫折のオバマ氏が狙う外交「遺産」
 
「中国IPOの狂乱」体現する国泰君安証券

外国為替フォーラム

*統計に基づく世論調査ではありません。