外為特会で毎年3000─5000億円を政府外貨送金の両替に充てる見込み=額賀財務相

2008年 05月 16日 14:56 JST
 
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 [東京 16日 ロイター] 額賀福志郎財務相は参院決算委員会で、外貨資産の圧縮や政府短期証券(FB)残高抑制手段として、07年度4月より政府・公的部門のドル送金について外為特別会計を両替に充てることとし、毎年3000─5000億円程度の両替を見込んでいること、また国際協力銀行のドル建て融資について08年度5000億円分の融資の一部を外為特別会計から両替に応じていることを明らかにした。

 額賀財務相は「外貨を市場で売買することは為替相場に影響を与えるため十分注意が必要」だとした上で、こうした取り組みが市場での売買を回避でき、かつ政府の両替コストの削減や資金の効率運用に寄与すると説明した。

 外貨準備高が4月末で約104兆円と巨額に上っていることについて額賀財務相は、「外貨準備の適正規模についてはいろいろな意見があるが、一致した意見はない」とした上で、1日あたりの為替取引高が世界で400兆円弱と巨額となっており、しかも増加傾向にあることから「外貨準備は十分保有していおく必要がある」との認識を示した。さらに、現在、外為特別会計の積立金は17.5兆円に上るが、1円の円高により0.8─0.9兆円の評価損が発生することから、現在、14.5兆円の評価損が発生しているこを明らかにした。

 
 

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