パイオニア<6773.T>、一般企業への公的資金制度の活用を検討=関係筋

2009年 04月 21日 22:30 JST
 
記事を印刷する |

 [東京 21日 ロイター] パイオニア(6773.T: 株価, ニュース, レポート)は、公的資金を使った一般企業への支援策を活用する方向で検討に入った。同社は2009年3月期に過去最悪の最終赤字を計上する見通しで、財務体質の改善が急務となっており、新制度の活用による資本増強で生き残りを図る。複数の関係筋が21日、ロイターに明らかにした。

 公的資金を使った政府の支援策を盛り込んだ産業活力再生法(産活法)は22日の参院本会議で可決・成立の見通し。すでに、エルピーダメモリ(6665.T: 株価, ニュース, レポート)が活用の検討を表明しているほか、東芝(6502.T: 株価, ニュース, レポート)も資本増強の選択肢として可能性に言及。また、日立製作所(6501.T: 株価, ニュース, レポート)は、55%を出資する半導体メーカーのルネサステクノロジ(東京都千代田区)を念頭に活用の検討を表明するなど、電機業界で公的資金の活用を模索する動きが相次いでいる。

 22日に成立の見通しの公的資金制度は、日本政策投資銀行など指定金融機関が対象企業に出資し、出資金に毀損(きそん)が生じた場合、政府が5―8割の損失を補てんする。政府が認定を行った企業が対象で、資本注入を求める企業には収益改善計画の策定が必要となる。ただ、3年後の収益向上や金融機関の協力の有無など政府の認定基準は厳しくなりそう。09年3月期で最終赤字が5年連続となるパイオニアが、実際に資本注入を受けるまでには紆余曲折も予想される。

記事中の企業の関連情報は、各コードをダブルクリックしてご覧ください。

 
 

株価検索

会社名銘柄コード
 

ロイターオンライン調査

写真

デフレ環境下で急速な円高が進み、「ドバイショック」も加わった。「日本株は売り材料ばかりで、八方ふさがりだ」との声も。  ブログ 

ファクトボックス

6773.T
現値:
前日比:
Up/Down:
 
  • 日本日本
  • アジア
  • 米国米国
  • 欧州
  • 東証1部 値上り率