訂正:〔情報BOX〕公的資金を使った一般企業の支援策、検討状況
訂正:表の金額で、日立製作所を「――」に、パイオニアを「300億円程度」に訂正し
ます。
[東京 22日 ロイター] 公的資金を使った一般企業への支援策を盛り込んだ改正
産業活力再生法は22日の参院本会議で成立し、30日にも制度がスタートする見通しに
なった。公的資金の活用を模索する企業は以下のとおり。
<企業> <金額> <備考>
エルピーダメモリ(6665.T: 株価, ニュース, レポート) 500億円規模 財務制限条項(コベナンツ)で
返済義務の可能性、台湾メーカ
ーとの提携模索。
日立製作所(6501.T: 株価, ニュース, レポート) ―― 55%出資の半導体メーカー、
ルネサステクノロジでの活用を
念頭。(注1)
東芝(6502.T: 株価, ニュース, レポート) ―― 3月末の自己資本比率8.2%
で、前年同期の17.2%から
自己資本がき損。(注2)
パイオニア(6773.T: 株価, ニュース, レポート) 300億円程度 2009年3月期に過去最悪の
1300億円の最終赤字見通し、
5年連続の赤字。
(注1)川村隆会長兼社長が表明(4月20日)。ルネサスはNECエレクトロニクス
(6723.T: 株価, ニュース, レポート)との統合交渉が表面化。
(注2)村岡富美雄専務、公的資金の活用について「あらゆる手段を考えているので排
除しない」とコメント(4月17日)。
30日にもスタートする公的資金制度は企業への直接投入ではなく、日本政策投資銀行
など指定金融機関から企業に出資する。企業の倒産などによって出資元本に損失が生じた
場合、政府が損失の5―8割を補てんする仕組み。政府は追加経済対策で、政投銀の出資
規模を2兆円としており、損失補てんの予算として2009年度補正予算案で1.6兆円
を計上する予定としている。
注入対象は、金融危機の影響で自己資本が毀損(きそん)した企業で、原則3年間で収
益性の向上が見込まれる事業計画を策定し、経済産業省など所管官庁の大臣認定を受けた
企業。政府は30日に向けて、認定基準を調整しているが、1)売上高が四半期ベースで
前年比20%減、2)連結ベースの国内従業員5000人以上、3)民間金融機関の出融
資の協力――などが条件になる見通し。
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