〔情報BOX〕「骨太方針2009」のポイント

2009年 06月 23日 20:21 JST
 
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 [東京 23日 ロイター] 政府は23日、経済財政運営の指針となる「骨太の方針

2009」を閣議決定した。景気悪化に伴う税収減や歳出拡大を背景に、これまで掲げて

きた財政健全化目標である2011年度までの国・地方を合わせた基礎的財政収支(プラ

イマリー・バランス)の黒字化を先送りし、債務残高対国内総生産(GDP)比を基本と

した新たな目標を設定。社会保障費を自然増分から2200億円削減するこれまでの政府

方針は、与党の反発を受けて撤回を余儀なくされた。

●「経済財政改革の基本方針2009──安心・活力・責任──」

 ・「経済危機」と「社会危機」を一体的にとらえ、「安心・活力・責任」の3つの目標

  を同時に達成

 ・「経済危機克服」、「安心社会実現」のための当面の「最優先課題」に重点対応

1.活力──当面および構造的な「経済の危機」を克服

 ・「経済危機対策」などに基づき、わが国経済の当面の「底割れ」の防止と確実な底入

  れ・反転の実現

 ・金融危機後の世界経済を見通し、産業構造・雇用構造を大きく転換することにより、

  新たな持続的成長へ移行

2.安心──少子高齢化、格差の拡大傾向などの「社会の危機」を克服

 ・社会保障制度や行政への信頼を回復・強化

 ・「雇用を軸とした安心社会」を実現

3.責任──「短期は大胆、中期は責任」との観点から、財政健全化を推進

 ・経済成長や社会保障制度を持続可能なものとするため、新たな財政健全化目標を掲げ

  て中長期的な取り組み姿勢を明確化

  ○2010年度予算の方向

   ・昨年度とは異なる概算要求基準を設定し、メリハリの効いた予算を編成

   ・当面の「最優先課題」とともに、「成長力の強化」、「安心社会の実現」に向け

    た取り組みを推進。予算面において所要の対応を行うことを含め、予算配分を重

    点化・効率化

  ○財政健全化目標

   ・国・地方の債務残高対GDP比を基本目標と位置づけ、2010年代半ばにかけ

    て少なくとも安定化、2020年代初めに安定的に引き下げ

   ・10年以内に国・地方のプライマリー・バランス黒字化を確実に達成

   ・景気を回復させ、5年を待たずに国・地方のプライマリー・バランス赤字(景気

    対策によるものを除く)の対GDP比を少なくとも半減

 
 

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