「カールじいさんの空飛ぶ家」、目指すはアカデミー作品賞
[ロサンゼルス 10日 ロイター] ノミネート数が10作品に拡大された来年のアカデミー賞作品賞で、ディズニー・ピクサーの3Dアニメーション作品「カールじいさんの空飛ぶ家」(日本公開は12月5日)が候補に選ばれるのではないかと、ピート・ドクター監督が期待を示している。
風船を付けた家が老人と男の子を乗せて南米を飛んでゆくストーリーを描き、これまでに全世界で5億0700万ドル(約455億円)の興行収入を記録している同作品は、映画ファンや評論家から幅広く称賛されており、映画レビューサイト「rottentomatoes.com」では、肯定的な評価が98%を占めた。
ただ、80年以上の歴史がある同賞で、アニメーション映画が作品賞候補になったのは1991年の「美女と野獣」のみで、長編アニメーション部門ができてからは、1作品も候補には選ばれていない。
同監督はロイターの取材で、ディズニーのチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるジョン・ラセター氏もストーリーを説明したとき、目に涙を浮かべていたと明かし、「たまたまコンピューターを使っているだけで、最も大切なのは物語を伝えることだ」と説明。ほかのジャンルの作品と同じ姿勢で制作されているので、アカデミー賞の投票をする人々にも同じように評価してほしいと語った。
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