脱北したピアニスト、米国務省に招かれ演奏

2008年 10月 7日 15:40 JST
 

 [ワシントン 6日 ロイター] 北朝鮮から脱出したピアニストのキム・チョルウン氏が6日、米国防省でリサイタルを開いた。北朝鮮の核問題をめぐる交渉に悪影響を与えることなく、同国の人権侵害を訴えるのが狙い。

 米国務省によると、キム氏は2003年に北朝鮮から韓国に脱出。それまでも中国に2回脱出していたが、強制送還させられていた。韓国では、ほかの脱北者と一緒に楽団を組んでいるという。

 キム氏を紹介したポーラ・ドブリアンスキー米国務次官は「(北朝鮮)体制の人権の歴史はとてもひどく、表現の自由を認めないだけでなく、拷問や強制労働、強制中絶や処刑なども報告されている」と述べた。

 あいさつの後、ピアノの前に座ったキム氏は、ショパンの作品や韓国の曲のほか、米公民権運動でも歌われた賛美歌のアメイジング・グレイスを演奏した。

 
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