アカデミー賞で「おくりびと」に外国映画賞、日本映画初

2009年 02月 23日 15:39 JST
 

 [ロサンゼルス 22日 ロイター] 第81回アカデミー賞の授賞式が22日行われ、滝田洋二郎監督、本木雅弘主演の「おくりびと」が外国語映画賞に選ばれ、短編アニメ賞でも加藤久仁生監督の「つみきのいえ」が受賞した。

 日本国内のメディアによると、外国語映画賞を日本映画が受賞したのは、同賞が1957年に独立した部門となって以来初めて。アニメ部門では、宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」が2003年に長編アニメーション賞を受賞しているが、短編部門では初の栄誉となった。

 「おくりびと」に主演した本木雅弘は受賞前、テレビのインタビューで「アメリカの方にも日本の心のもてなしというか、そうした作法みたいなものがとても通じたし新鮮に感じた、と言ってもらえたのでそれだけで十分」と話していた。

 また滝田監督は、英語で行った受賞スピーチで「大変幸せ。この映画のおかげでこの舞台に立てた。これは私にとっての新しい出発。また(この舞台に)戻ってきたいと思う」と語った。

 短編アニメ賞を獲得した「つみきのいえ」の加藤監督は、オスカー像を手に「大変重い」と感想を述べつつ、関係者に感謝の意を示した。

 このほか主要部門では、「スラムドッグ$ミリオネア」が作品賞、監督賞、撮影賞など8部門を受賞。主演女優賞には「愛を読むひと」のケイト・ウィンスレットが、主演男優賞には「ミルク」のショーン・ペンが選ばれた。

 また、助演女優賞は「それでも恋するバルセロナ」のペネロペ・クルスが、助演男優賞は「ダークナイト」の故ヒース・レジャーがそれぞれ獲得した。

 
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