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EU、不法移民規制でトルコと合意 状況は依然不透明
2016年3月18日 / 20:27 / 2年前

EU、不法移民規制でトルコと合意 状況は依然不透明

3月18日、EUはブリュッセルでトルコのダウトオール首相と首脳会議を開き、欧州に流入する不法移民の規制で合意した。難民や移民の多くが利用する、トルコからギリシャに渡るルートの遮断が目的だが、合法なのか、また実際に運用が可能なのか、状況は不透明なままだ。写真は17日、ブリュッセルで(2016年 ロイター/Francois Lenoir)

[ブリュッセル 18日 ロイター] - 欧州連合(EU)は18日、ブリュッセルでトルコのダウトオール首相と首脳会議を開き、欧州に流入する不法移民の規制で合意した。難民や移民の多くが利用する、トルコからギリシャに渡るルートの遮断が目的だが、法律的に合法なのか、また実際に運用が可能なのか、疑問の声も根強く、状況は不透明なままだ。

チェコのソボトカ首相はツイッター上で「トルコとの合意が承認された。トルコからギリシャに渡る不法移民は3月20日以降、全員送還される」と述べた。トゥスクEU大統領もトルコと全会一致で合意したことを確認した。

今回の合意を踏まえ、トルコはギリシャに不法に到着したシリア人を含む難民や移民全員の送還を受け入れる。代わりにEUはシリア難民数千人をトルコから直接受け入れるほか、トルコへの支援金も拡大させる。

20日以降ギリシャに到着した移民は、登録が完了し、個別の難民申請手続きが開始した時点でトルコへの送還対象となる。送還は4月4日から実施され、シリア難民の再定住も同時に開始される。

EUは、トルコに滞在する難民への支援金30億ユーロの支払いを加速させるとともに、2018年までに支援金を倍に増やすことでも合意した。

こうしたなか、メルケル独首相は今回の合意について「法律上、乗り越えなければならない大きな課題があり、さらなる後退は避けれられないと思う」と述べた。

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