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ポルトガル国債さえず、大手行の公的資本注入観測で=ユーロ圏市場
2014年7月31日 / 19:03 / 3年前

ポルトガル国債さえず、大手行の公的資本注入観測で=ユーロ圏市場

[ロンドン 31日 ロイター] - 31日のユーロ圏金融・債券市場では、ポルトガル国債が他の域内国債と比較してさえない動きとなった。同国の大手銀行バンコ・エスピリト・サント(BES)BES.LSが公的資本の注入を迫られるとの観測が強まった。

BESは30日、上期決算で36億ユーロ(48億ドル)の赤字を計上したと発表、直ちに増資の手続きを進める方針を示した。新経営陣は、同行で不正行為が行われていた可能性があると指摘しており、今後、調査を進める方針としている。同社株はこの日、過去最低を更新した。

ポルトガル中銀は、BESが市場を通じて早期に増資を実施することが望ましいとしながらも、公的資金による資本再編という予備手段も残されており、同社の財務の健全性は維持できると表明した。

RIAキャピタル・マーケッツの債券ストラテジスト、ニック・スタメンコビッチ氏は、BESの増資額がどの程度になるのかを投資家は不安視しており、こうした懸念が国債にも波及していると述べた。

10年物のポルトガル国債PT10YT=TWEB利回りは4ベーシスポイント(bp)上昇し3.64%。一時3.67%をつけた。

ポルトガルの債務保証コストは上昇。マークイットによると、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)は13bp拡大し193bpとなった。

他の域内国債利回りはおおむね1─2bp上昇。第2・四半期の米雇用コスト指数が前期比0.7%上昇し、上昇率は2008年第3・四半期以来、約5年半ぶりの大きさとなったことで、米連邦準備理事会(FRB)が早期に利上げするとの見方が広がった。

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