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ドイツ2・5年債利回り過去最低、ECB緩和期待で=ユーロ圏市場
2015年11月25日 / 17:07 / 2年前

ドイツ2・5年債利回り過去最低、ECB緩和期待で=ユーロ圏市場

[ロンドン 25日 ロイター] - ユーロ圏金融・債券市場では、ドイツの2・5年物国債利回りが過去最低を更新した。欧州中央銀行(ECB)が12月の理事会に向けあらゆる選択肢について検討を重ねているとのロイター報道が材料視された。

 11月25日、ユーロ圏市場でドイツの2・5年債利回りが過去最低を更新した。写真はECBのドラギ総裁。フランクフルトで20日撮影(2015年 ロイター/Ralph Orlowski)

2段階の中銀預金金利を設定することや、資産買い入れ対象に都市・州発行債を加えることなどが含まれるという。

独2年債DE2YT=TWEB利回りはマイナス0.415%、5年債DE5YT=TWEB利回りはマイナス0.187%まで下がった。前日比で3━4ベーシスポイント(bp)の低下となった。

独連邦債は7年物以下の利回りがマイナスとなっており、償還期限が2020年9月までの国債利回りは現行の中銀預金金利水準であるマイナス0.20%を下回っている。

ラボバンクのシニア債券アナリスト、リチャード・マグワイヤ氏は報道について「想定外の大胆な手段が検討されており、来週の理事会で積極的な緩和策が発表される可能性を示唆している」と話した。

独10年債DE10YT=TWEB利回りも3bp低下の0.47%。一時は約1カ月ぶりの水準となる0.464%をつけた。

他のユーロ圏国債の利回りも総じて大幅低下。とりわけポルトガル10年債利回りは10bp低下の2.43%と、下げが目立った。同国では、反緊縮を掲げる社会党のコスタ書記長が首相に指名され左派政権が誕生する見通しとなったが、政局をめぐる不透明感が払拭され、同日実施の10年債入札は円滑に消化された。

ユーロ圏短期金融市場ECBWATCHは現在、中銀預金金利について、来月少なくとも10bpの引き下げ、1年以内の10bp追加引き下げを完全に織り込んでいる。

ECBは12月22日―2016年1月1日までの期間、資産買い入れプログラムを一時中止する方針を発表した。中止を前に11月27日―12月21日まで前倒しで若干の買い入れを行うとしており、向こう数週間の相場を下支えする見込み。

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