2015年6月4日 / 19:28 / 2年前

欧州市場サマリー(4日)

[4日 ロイター] - <為替> 過去2日急伸していたユーロが対ドルで小幅安。米雇用統計の発表を控え利食い売りが膨らんだほか、独連邦債利回りが数カ月ぶりの水準から低下したことも重しとなった。 

<ロンドン株式市場> 反落。業績が懸念されたジョンソン・マッセイ(JMAT.L)に加えて、配当落ち銘柄にも売りが集中し全体水準を押し下げた。

自動車排ガス浄化用触媒で世界最大手のジョンソン・マッセイは5.3%安。通期利益は小幅に増えたものの、運転資金がかさんだことや貴金属価格の下落に伴う債務の急増が不安視された。

配当落ちとなった送電のナショナル・グリッド(NG.L)は5.1%、広告世界最大手のWPP(WPP.L)は3.5%それぞれ下落した。

英政府が約3割の株を保有する郵便事業のロイヤル・メール(RMG.L)は4.9%の値下がり。オズボーン英財務相がこの日、保有株売却を表明したことが嫌気された。

<欧州株式市場> 下落して取引を終えた。取引時間終盤にかけてはユーロ高や国債売りが落ち着き、株価は下げ幅を圧縮した。

FTSEユーロファースト300指数.FTEU3は13.51ポイン ト(0.86%)安の1557.25で取引を終了した。 一時は5月7日以来の安値をつけた。DJユーロSTOXX50種指数.STOXX50Eは27.44ポイント(0.77%)安の3556.38だった。

ギリシャの主要株価指数.ATGは1.32%低下した。債務交渉に詳しい関係筋によると、欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)などはこの日、ギリシャに対し国有資産の売却や年金削減、労働改革の継続を提案した。ギリシャにとっては「レッドライン」を越える要求となった。

<ユーロ圏債券> 前日の欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁の発言が引き続き影響するなか、独10年債利回りが1%に迫り、8カ月ぶりの水準に上昇した。 。

独10年債DE10YT=TWEBはこの日の取引で一時0.998%と、約10ベーシスポイント(bp)上昇。終盤の取引では3bp低下の0.83%近辺で推移している。

国債利回りの上昇が今後も続けば、景気回復が腰折れする恐れもある。2日と3日の独10年債利回りの上昇は2日間としてユーロ導入後で最大。INGのシニア金利ストラテジストは、長期金利は投融資をめぐる決定に影響を及ぼすため、長期金利の水準は非常に重要になるとしている。

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