2017年4月10日 / 18:50 / 5ヶ月前

欧州市場サマリー(10日)

[10日 ロイター] - <為替> ドルが対主要通貨バスケットで小幅安。米国債利回りが低下する中、連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長講演を前に、投資家の慎重姿勢が目立った。

外為市場:[USD/J]

<ロンドン株式市場> ほぼ横ばいで取引を終えた。原油の値上がりを背景に中小型株は最高値をつけた。

中小型株は一次産品銘柄が多い。中型株で構成するFTSE250種.FTMCは取引時間中に過去最高値を更新。0.18%の上昇で取引を終えた。個別銘柄では石油・ガス生産のタロー・オイル(TLW.L)が最も値を上げ、5.7%高となった。

資源大手BHPビリトン(BLT.L)(BHP.AX)は2.2%値を上げた。エリオット・アドバイザーズが株主価値を向上させる計画に関する書簡をBHPに対して送ったのを受けた動き。計画は、ロンドン株式市場からの上場廃止や米石油部門のスピンオフ(分離・独立)、資本還元政策の見直しなどを含む。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> ほぼ横ばいで取引を終えた。合併・買収(M&A)への期待からドイツのジェネリック大手スタダが買われる一方、さらなる増資をするとの発表が嫌気されたスペインの銀行、バンコ・ポピュラールは下落した。

スタダ(STAGn.DE)は10.64%急騰。過去最高値をつけた。投資ファンドのベイン・キャピタルとシンベン・パートナーズが率いる企業連合からの買収提案を支持するとしたことが好感された。提案価格は1株66ユーロで、企業価値を53億2000万ドルと評価した水準。

一方、バンコ・ポピュラールPOP.MCは9.6%下落した。不良化した不動産ローンを含むバランスシート一掃に向けた2回目となる増資を検討しているとする会長の発言が嫌気された。合併もあり得るとした。

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券> フランス国債が売られ利回りが上昇。仏・独国債の利回り格差は6週間ぶりの水準に拡大した。仏大統領選で急進左派のメランション氏が追い上げをみせており、不透明感が増しているという。

ラボバンクのアナリストは、2週間前に投資家はマクロン氏が勝利すると見て安心し始めていたが、ここにきてメランション氏が支持を伸ばしており、混戦模様になりつつあると指摘。メランション氏が勝利すれば市場にはかなりの逆風で、フランス国債をショート(売り持ち)にする十分な理由があると述べた。

仏10年債FR10YT=TWEB利回りは7ベーシスポイント(bp)上昇し0.95%。独10年債との利回り格差は72bpと2月27日以来の高水準となった。スペインやイタリア国債にも売りが出た。ユーロ圏5カ国が週内に入札を予定していることも国債相場全体の下押しになったという。

こうしたなか、金融政策への期待や地政学的リスクから独10年債DE10YT=TWEB利回りは低下、0.213%と5週間ぶりの低水準をつけた。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below