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欧州市場サマリー(27日)
2016年6月27日 / 19:51 / 1年前

欧州市場サマリー(27日)

[27日 ロイター] - <為替> ドルに対して英ポンドが31年ぶり安値をつけ、ユーロも直近で1%超下落した。英国の欧州連合(EU)離脱決定に伴う影響に不安が広がった。

ポンドGBP=D4は一時、ドルに対して1.3151ドルと、1985年半ば以来の安値水準を記録。英国民投票が行われた23日の終値水準から11.5%下落した。

安全資産とされる円は上昇したが、日銀が為替介入に踏み切る可能性が意識され、上げ幅は限られた。

外為市場:[USD/J]

<ロンドン株式市場> 大幅に続落して取引を終えた。前週の英国民投票で同国の欧州連合(EU)離脱が決まったことで、政治的、経済的先行き不透明感は強く、銀行や住宅建設、航空銘柄が売られた。値下がりにより、前週末からの2営業日で1000億ポンド(1320億ドル)近い価値が吹き飛んだ計算だ。

一部投資家は、比較的安全な資産とされる金の生産企業の株を逃避買い。金・銀生産のフレスニロ(FRES.L)は一時、約3年ぶりの高値をつけた後7.0%高で取引を終えた。産金大手のランドゴールド・リソーシズ(RRS.L)は9.0%上昇した。

FT350種銀行株指数.FTNMX8350は7.30%低下し、部門別で最も大幅な落ち込みだった。一時は約7年ぶりの安値をつけた。ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS.L)とバークレイズ(BARC.L)は15.1%と17.3%それぞれ下落した。JPモルガン証券が国内銀行全ての投資判断を引き下げたことが響いた。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> 続落して取引を終えた。先週決まった英国の欧州連合(EU)離脱が引き続き、世界中で相場の重しとなっている。

STOXX欧州600種銀行株指数.SX7P は7.67%低下し、2011年末のユーロ圏債務危機のピークにつけた安値に、あとわずかのところまで近づいた。ここ2営業日で2割超相当の時価総額が吹き飛び過去最大の落ち込みとなった。

スペインのIBEX指数.IBEXは1.83%の低下で、他の国と比べて小幅な落ち込みにとどまった。総選挙でラホイ暫定首相の率いる保守系、国民党が議席を伸ばし第1党を維持したことを背景に、政局が安定することへの期待が高まった。ラホイ暫定首相は来月までに連立政権の樹立を目指すと述べた。ただ、どういった連立の形になるのかは現時点では不透明だ。総選挙では、英国のEU離脱決定を受けEU懐疑派の勢いが増すことが懸念されていた。

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券> スペイン国債の利回りが大幅低下した。26日に投開票された総選挙で中道右派の暫定政権与党・国民党が第1党を維持し、政局安定への期待が高まった。

スペイン10年債ES10YT=TWEB利回りは17ベーシスポイント(bp)低下の1.47%。1日の低下幅としては2014年6月以来の大きさとなる見込み。

英国の欧州連合(EU)離脱決定で週明けも金融市場は不安定な状況となる中、スペイン総選挙の結果が好感され、南欧諸国の国債にも買い安心感が広がった。

英EU離脱による世界経済への懸念から、安全資産への資金流入が加速。独10年債DE10YT=TWEB利回りは5bp低下のマイナス0.11%、独30年債 DE30YT=TWEB利回りは10bp低下の0.39%となった。また英10年債GB10YT=RR利回りは初めて1%の水準を割り込んだ。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]

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