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欧州市場サマリー(30日)
2016年9月30日 / 19:21 / 1年前

欧州市場サマリー(30日)

[30日 ロイター] - <為替> ユーロが対ドルで上昇に転じた。ドイツ銀行(DBKGn.DE)(DB.N)の財務をめぐる懸念が和らぎ、ユーロの追い風となったほか、安全資産とされる円やスイスフランを圧迫した。

序盤にユーロは対ドルEUR=で1.1153ドルの安値をつけたが、ドイツ銀への制裁金減額観測を受け、下げ幅を縮小、上げに転じた。

直近の取引で、ドル/円JPY=は0.29%高の101.30円。アジア時間の取引で、101.75円の高値をつけた。ただ、円は対ドルで3四半期連続で上昇する見通しだ。

<ロンドン株式市場> 反落した。1次産品関連が値下がりしたほか、ドイツ銀行(DBKGn.DE)の経営状態に対する懸念から金融株も振るわなかった。アウトソーシング事業を手掛けるキャピタ(CPI.L)は2日続落した。

ドイツ銀行は住宅ローン担保証券(MBS)の不正販売問題を巡って米司法省から140億ドルの支払いを要求されていることを投資家らは不安視している。ただ、支払いの減額が協議されているとの伝わったことから懸念はやや和らいだ。ドイツ銀行の株価は終盤にかけて上昇し、FT350種銀行株指数.FTNMX8350は0.21%安まで持ち直して取引を終えた。

FT100種は第3・四半期に約6.7%高となった。2四半期連続のプラスだった。国際的に事業を展開する銘柄が多いことや、ポンドの下落が、英国の欧州連合(EU)離脱決定による先行き不透明感から来る悪影響を和らげた。9月は約2%高だった。

<欧州株式市場> 上昇して取引を終えた。終盤にかけてドイツ銀行(DBKGn.DE)が急上昇し、全体水準を押し上げた。

ドイツ銀行は取引序盤に過去最安値をつけた後に持ち直し、6.4%高で取引を終えた。住宅ローン担保証券(MBS)の不正販売問題に絡み、54億ドルの支払いで米司法省と合意に近づいたとするAFPの報道が材料視された。米司法省が当初要求していた140億ドルからは大幅な減額だ。

ドイツ銀行が押し上げ要因となり、ドイツのクセトラDAX指数.GDAXIは1.01%上昇した。ドイツ半導体大手メーカーのインフィニオン(IFXGn.DE)とダイアログ・セミコンダクター(DLGS.DE)の値上がりも追い風となった。半導体業界の合併・買収(M&A)進展への期待が買い材料となった。

<ユーロ圏債券> 質への逃避からドイツ国債利回りが当初大幅に下がったが、その後は横ばいまで押し戻された。ただ、月間では6月以来の大幅低下となる見込み。ドイツ銀行(DBKGn.DE)の顧客である一部ヘッジファンドが同行から資金を引き揚げたとの報道を受けて、独連邦債利回りは取引開始直後から低下した。

その後、引け近くになりモーゲージ担保証券(MBS)不正販売問題をめぐり、米司法省との和解が近いとの報道が伝わるとドイツ銀株価が急反発。これを受けて債券市場の流れも一変し、独連邦債利回りは下げ幅を縮小する展開となった。

終盤の取引で、独10年債DE10YT=TWEB利回りはマイナス0.12%とほぼ横ばい。一時は4ベーシスポイント(bp)低下し、8月半ば以来の水準となるマイナス0.161%まで下がった。

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