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欧州市場サマリー(11日)
2017年5月11日 / 21:28 / 4ヶ月前

欧州市場サマリー(11日)

[ 11日 ロイター] - <為替> ドルが対円で5日ぶりに反発。トランプ米大統領による突然の連邦捜査局(FBI)長官解任で懸念が広がっており、ドルは足元の上昇を受けて利益確定の動きが優勢となった。ドル/円JPY=は113.5円の水準を上抜けており、一段の上昇には新たな材料が必要との声も聞かれる。

<ロンドン株式市場> ほぼ横ばいで取引を終えた。期待外れの決算発表や投資判断の引き下げが売り材料となった。開発中の肺疾患治療薬が承認されなかったことで医薬品のヒクマ・ファーマシューティカルズ(HIK.L)も売られた。

ヒクマ・ファーマシューティカルズは8.2%値下がりし、約5カ月ぶりの安値をつけた。製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)(GSK.L)の肺疾患治療薬「アドベア」の後発(ジェネリック)薬を米規制当局が認可しなかった。ヒクマは年内承認の見込みも低いとしている。

<欧州株式市場> 反落して取引を終えた。スペイン株は銀行株の下落が重荷となり、約6カ月ぶりの大幅な下げとなった。トレーダーらは欧州株について、短期的な調整局面に入るだろうと話す。欧州株は今月、フランス大統領選挙の結果を好感して過去最高値を更新していた。

スペインのIBEX指数.IBEXは1.57%低下し、昨年11月10日以来の大幅な値下がりとなった。構成銘柄の中で下落率が最も大きかったのはスペイン銀行大手のバンコ・ポピュラールPOP.MCで6.6%安だった。会長が、緊急の身売りに向けてアドバイザーを雇ったとするスペインのデジタル紙「エル・コンフィデンシャル」の報道が売り材料視された。

<ユーロ圏債券> 10年物の独連邦債とスペイン・イタリア債の利回り格差が1週間ぶりの水準に拡大した。北朝鮮・米国間の緊張が高まる中、リスク資産を手放す動きが高まっていることを反映した。

リスクが高めの周辺国債利回りが上昇する中、独10年債とイタリア10年債IT10YT=TWEBの利回り格差は1週間ぶりに50ベーシスポイント(bp)近辺に拡大した。

ラボバンクの金利ストラテジスト、リチャード・マグワイヤ氏は「株価は下落、米債利回りは1bp低下し、独連邦債利回りも全般的に横ばいとなった」とし、独債と「周辺国債との利回り格差は小幅拡大し、リスクオフの状況を反映している」と指摘した。

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