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欧州委、イタリアの過度な不均衡を警告 仏財政赤字目標は未達の見通し
2014年3月5日 / 15:47 / 4年前

欧州委、イタリアの過度な不均衡を警告 仏財政赤字目標は未達の見通し

[ブリュッセル 5日 ロイター] - 欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は5日、加盟国の経済不均衡に関する報告書で、イタリアに過度な不均衡があると警告し、是正措置を監視する方針を示した。高水準の公的債務と競争力の弱さが背景にある。

フランスについては、行動しない限り財政赤字削減目標が達成できない見通しとし、注意を促した。

過度な不均衡があると判断された加盟国は欧州委の監視の下、是正措置を取る必要がある。措置を取らない場合は罰金が科される可能性がある。

欧州委は、ベルギー、ドイツ、スペイン、フランス、英国などの加盟国に不均衡があると指摘。そのうち、クロアチア、イタリアとスロベニアには過度な不均衡があるとした。

イタリアに関しては、「非常に高水準な公的債務と対外競争力の弱さを是正する取り組みが必要。これらの問題はともに、長期にわたる生産性の伸び悩みが要因で、政策対応が急務だ」と指摘した。

「イタリアの経済規模を考慮すると、イタリアおよびユーロ圏経済の機能に悪影響が及ぶリスクを低減するための断固たる行動が必要だ」と強調した。

ただ、債務削減に必要とされる、基礎的財政収支(プライマリーバランス)の大幅な黒字と経済成長の達成と持続については、大きな課題だとした。

フランスに関しては、「財政赤字と構造調整の両方の目標は、予想期間中、未達になるとみられる」とした。

欧州委はまた、ドイツの高水準な経常黒字は不均衡を成しているが、過度な不均衡と判断するまでではないと指摘した。内需が拡大することで、経常黒字が縮小する見通しであることを理由に挙げた。

スペインは昨年、過度な不均衡のある国と判断され、欧州委の監視下に置かれたが、今年は監視対象から除外された。

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