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2月米鉱工業生産横ばい、製造業は6カ月連続上昇
2017年3月17日 / 15:48 / 6ヶ月前

2月米鉱工業生産横ばい、製造業は6カ月連続上昇

[ワシントン 17日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が17日発表した2月の鉱工業生産指数は前月比横ばいだった。製造業は0.5%上昇と6カ月連続で伸びており、一次産品の値上がりが機械やその他の機器の需要を後押しする中で、製造業の回復が勢いを増していることを示唆した。

製造業の内訳は、自動車が0.8%、機械は1.1%の上昇だった。一次金属や組立金属製品、非金属鉱産物も伸びた。コンピューターや電子機器も0.7%の上昇だった。

市場は全体の生産指数を0.2%上昇、製造業を0.4%上昇と予想していた。

1月の全体の生産指数は0.1%低下だった。製造業は当初発表の0.2%上昇から0.5%上昇に改定された。

IHSマークイットの米国担当エコノミスト、マイケル・モンゴメリ氏は、製造業部門はここ数年は低調だったが好転していくとみられると指摘。同部門は今後堅調に拡大していくとの見方を示した。

2月は暖かい天候が続いたことで、電気・ガスからなる公益事業の指数が5.7%低下した。

鉱業は2.7%上昇した。石油・ガスの掘削が7.1%上昇したことを反映する。

企業が資産をどれだけ効率的に活用しているかを示す設備稼働率は、製造業が0.3%ポイント上昇の75.6。2015年10月以来の高水準となった。全体の設備稼働率は0.1%ポイント低下の75.4だった。長期的な平均を4.5%ポイント下回っている。

米連邦準備理事会(FRB)当局者は、経済に残る需給の緩みを測り、インフレなしで経済成長を進める余地がどのくらいあるかを見極める上で、設備稼働率に注目している。

米経済の約12%を占める製造業は、長引く原油安の影響やドル高、在庫積み上がりにより低迷してきたが、こうした要因が消えるにつれて回復に転じつつある。トランプ政権が減税や規制緩和など企業に優しい政策を掲げ、景況感が良くなっていることも製造業にとっては追い風となっている。

ただ、トランプ米大統領の経済政策の詳細は明らかになっておらず、景況感の改善が実際の企業の設備投資の伸びにつながっている兆候はない。

*内容を追加して再送します。

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