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事務次官に香川氏、財務官に山崎氏が昇格=財務省幹部人事
2014年7月4日 / 04:48 / 3年前

事務次官に香川氏、財務官に山崎氏が昇格=財務省幹部人事

 7月4日、麻生財務相は、事務次官に香川俊介主計局長、財務官に山崎達雄国際局長を充てる幹部人事を発表した。写真は財務省前で2009年3月撮影(2014年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 4日 ロイター] - 麻生太郎財務相は4日、事務次官に香川俊介主計局長、財務官に山崎達雄国際局長を充てる幹部人事を発表した。木下康司事務次官、古沢満宏財務官は退任する。発令は7月4日付。

後任の国際局長には浅川雅嗣総括審議官が昇格。主計局長には主税局長から田中一穂氏が回る。主税局長には佐藤慎一官房長を充てる。

理財局長には中原広・財務総合政策研究所長、総括審議官には迫田英典・関東信越国税局長、官房長には福田淳一主計次長を起用した。林信光理財局長は国税庁長官に就く。

女性登用や省庁間の人事交流にも積極対応。TPP交渉など担当する関税局審議官に小部春美・広島国税局長を充てる。財務省審議官に女性がつくのは初めて。

幹部人事の狙いについて麻生財務相は「内閣の最重要課題である経済再生と財政健全化の両立を考え、TPP交渉やアジア諸国との金融協力推進などグローバル化のもとに進んでいる課題に対応できる体制を整備した」とした。

なかでも異例は主税局長から主計局長への横滑りで、局長間の異動は戦後初のこと。麻生財務相はその狙いについて「来年10月からの消費税率2%引き上げを考え、万全の態勢をとった」と説明。「(経済条項の)18条2項にきちんと対応する予算編成をする」と語り、消費税率10%への引き上げへの布陣であることを強調した。

<アジア不安定化に金融協力で対応できるのは、間違いなく日本>

アジアの金融協力推進などグローバル化の対応では、米国の量的緩和縮小による影響を受けかねないアジアは「不安定なものになる確率がある」と警戒。「その際、財政的支援や金融的支援ができる国は、アジアのなかで、また世界のなかでもまちがいなく日本である」と述べ、人口問題をかかえる日本にとってアジア全体の底上げのための国際的協調の重要性を指摘した。

<古沢氏は内閣官房参与に>

なお、財務官を退任した古沢満宏氏は4日付で内閣官房参与に任命された。国際経済について安倍晋三首相に情報提供や助言を行う。

吉川裕子、石田仁志

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