ロイター個人投資家調査:二番底懸念で「様子見」が6割

2009年 09月 18日 12:56 JST
 

 [東京 18日 ロイター] ロイターが18日にまとめた9月個人投資家調査で、日本株への投資スタンスを示すロイター個人投資家DI(「強気」の割合から「弱気」の割合を引いて算出)はマイナス24となり、前月のマイナス10から悪化した。

 リーマンショックから1年が経過、個人投資家としての運用状況を聞いたところ「様子見」との回答が計59.7%、何らかの形で新規投資を始めているとの回答が計36.5%となり、昨秋の株価急落の打撃が尾を引く一方で、一部の個人投資家が新規資金での運用に取り組んでいる実態が明らかになった。今後1年間で最も有望な運用対象については、国内株式との回答が4割を占めた。

 調査に回答したのは、ロイター.CO.JPの個人投資家向けメールマガジン購読者である全国の個人投資家734人(男性93%、女性7%)。回答者の年齢層は20代が4%、30代が16%、40代が23%、50代が23%、60代が24%、70代以上が10%だった。

 調査期間は9月7─10日。調査期間中は、円高地合いとなる一方で、日経平均株価が1万0500円前半に上昇する場面があった。

 <残るリーマンショックの傷跡、6割が運用に様子見スタンス>

 リーマンショックから1年が経ち、個人投資家としての運用状況について聞いたところ「様子見をしている」との回答が合計で59.7%となり、なお慎重な投資姿勢を維持する向きが多いことが分かった。内訳をみると「トータルで5割未満の含み損があり、様子見をしている」が25.1%、「トータルで5割以上の含み損があり、様子見をしている」が15.8%、「利益(あるいは含み益)が出ているが、様子見をしている」が12.1%、「全て損切りをして、様子見をしている」が6.7%だった。

 様子見との回答者からは、「二番底を確認してから投資を再開したい」(50代男性)として、再び相場は下落するとの見通しが複数示されていた。また「含み損の解消を気長に待つ」(60代男性)との声や、「ライブドアショックから尾を引いており、損切りができなかった」(50代男性)として、投資余力に限りがあるとの声も少なくなかった。

 一方で、何らかの形で新規投資を始めているとの回答は合計で36.5%となった。詳細をみると「含み損があるが新規の資金を使って投資を始めている」が21.5%、「全て損切りして新規投資を始めている」が7.9%。「利益(あるいは含み益)が出ており、新規資金も投入している」は7.1%で少数派だった。「その他」は3.8%。  続く...

 
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